やっぱりせっかくの日食ですから、見るだけじゃなく写真も写しておきたいと思いますよね。
でも太陽を写すのは簡単ではありません。
皆既日食になれば普通に撮影もできるでしょうが、ほとんどの方は部分日食を見ることになりますから、太陽の強烈な光を撮影しなければいけないわけです。
一般的な方法としてはKenkoが出しているND10000とかのフルターを使えばうまく撮影できるんでしょうが、今となっては全て完売です。
でももしかしたら、他にいい方法があるんじゃないかというのが今回の内容です。
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まず試してみたのがこちら、
なるべく光を遮れば、暗くなって太陽でもOKじゃないのか?と思いました。
が、しかし。撮影結果はこちら
周りが暗いだけで、真ん中は何もしない時と変わりません。
ISO100, 1/8000, F32, 300mm
では、ピンホールで写したらどうでしょうか。
使ってみたのは、おなじみKenkoのポンホールレンズです。
撮影結果は
こんな感じです。
広角になりますから当然太陽は小さくしか写りません。
ピクセル等倍まで拡大してみると
やっぱピンホールです。
シャープにはいきません。
露出は少しオーバー気味ですが、許容範囲かと思います。
ISO100, 1/8000
ピンホールで光量が落ちるなら、レンズの前にピンホールを付けてみたらどうでしょうか。
ダンボールで作った穴よりはるかに小さいので今度こそは効果があるかも知れません。
が、しかし、ピンホールだけよりさらに荒れてます。
ISO100, 1/500, F6.3, 300mm
次に、期待はできませんが、ここはテストとしてピンホールで望遠撮影してみましょう。
ピンホールレンズとマウントアダプターを外して間にダンボールで作った筒を入れて撮影してみましょう。
結果は予想がつきますが、
こんな感じです。普通にピンホールで写したものを拡大したのと同じような感じです。
ISO100, 1/125
やっぱりフィルターをつけないとダメみたいですね。
日食グラスをレンズの前にかざして撮影すると、
何だかにじんでます。
よっぽどいいフィルターじゃないとうまくいかないのでしょうか。
ISO100, 1/200, F6.3
観察用には適してないけど、カラーネガのかぶり部分を使ってみるとどうでしょうか。
最初のテストで使った、ダンボールの真ん中に穴を開けたものに、フィルムを貼ってみます。
撮影結果は、
最初の写真と同じ物です。
なかなかいいんじゃないでしょうか。
結構シャープに写ってます。
ISO100, 1/640, F10, 300mm
フィルム2枚重ねもやってみましたが、ちょっと暗くなりすぎで、手振れしてしまいました。
これなら費用もかけずに日食が写せそうです。
いかがでしょうか。
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