忍者ブログ

尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店



×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 

やっぱりせっかくの日食ですから、見るだけじゃなく写真も写しておきたいと思いますよね。
でも太陽を写すのは簡単ではありません。
皆既日食になれば普通に撮影もできるでしょうが、ほとんどの方は部分日食を見ることになりますから、太陽の強烈な光を撮影しなければいけないわけです。

一般的な方法としてはKenkoが出しているND10000とかのフルターを使えばうまく撮影できるんでしょうが、今となっては全て完売です。
でももしかしたら、他にいい方法があるんじゃないかというのが今回の内容です。
IMG_8292.jpg

==========================
このブログもVer.2へ
新記事チェックは下記へ
明日は明日の風が吹く Ver.2

※Ver.1では今後更新されません。
==========================

拍手[1回]

まず試してみたのがこちら、
DSCF0874.jpg
なるべく光を遮れば、暗くなって太陽でもOKじゃないのか?と思いました。

が、しかし。撮影結果はこちら
IMG_8266.jpg
周りが暗いだけで、真ん中は何もしない時と変わりません。
ISO100, 1/8000, F32, 300mm

では、ピンホールで写したらどうでしょうか。
DSCF0883.jpg
使ってみたのは、おなじみKenkoのポンホールレンズです。

撮影結果は
IMG_8272.jpg
こんな感じです。
広角になりますから当然太陽は小さくしか写りません。
ピクセル等倍まで拡大してみると
IMG08272.jpg
やっぱピンホールです。
シャープにはいきません。
露出は少しオーバー気味ですが、許容範囲かと思います。
ISO100, 1/8000

ピンホールで光量が落ちるなら、レンズの前にピンホールを付けてみたらどうでしょうか。
DSCF0878.jpg
ダンボールで作った穴よりはるかに小さいので今度こそは効果があるかも知れません。

IMG_8276.jpg
が、しかし、ピンホールだけよりさらに荒れてます。
ISO100, 1/500, F6.3, 300mm

次に、期待はできませんが、ここはテストとしてピンホールで望遠撮影してみましょう。
DSCF0887.jpg
ピンホールレンズとマウントアダプターを外して間にダンボールで作った筒を入れて撮影してみましょう。

結果は予想がつきますが、
IMG_8278.jpg
こんな感じです。普通にピンホールで写したものを拡大したのと同じような感じです。
ISO100, 1/125

やっぱりフィルターをつけないとダメみたいですね。
日食グラスをレンズの前にかざして撮影すると、
IMG_8280.jpg
何だかにじんでます。
よっぽどいいフィルターじゃないとうまくいかないのでしょうか。
ISO100, 1/200, F6.3

観察用には適してないけど、カラーネガのかぶり部分を使ってみるとどうでしょうか。
DSCF0890.jpg
最初のテストで使った、ダンボールの真ん中に穴を開けたものに、フィルムを貼ってみます。

撮影結果は、
IMG_8292.jpg
最初の写真と同じ物です。
なかなかいいんじゃないでしょうか。
結構シャープに写ってます。
ISO100,  1/640, F10, 300mm

フィルム2枚重ねもやってみましたが、ちょっと暗くなりすぎで、手振れしてしまいました。

これなら費用もかけずに日食が写せそうです。
いかがでしょうか。

PR

 
◎ Post your Comment
Name
Title
E-mail  ※アドレスは公開されません
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
◎ この記事へのトラックバック
Trackback URL
◎ カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
◎ Facebook
◎ せいのカメラ店HP
◎ ブログ内検索
◎ 最新CM
[05/29 ストウ]
[05/09 alubauten]
[05/07 alubauten]
[05/06 alubauten]
[03/23 ha-hi]
◎ プロフィール
HN:
清野浩也
性別:
男性
自己紹介:
せいのカメラ店
◎ ハルサーエイカー
ハルサーエイカー
◎ 琉神マブヤー

Script: Ninja Blog 
Design by: タイムカプセル
忍者ブログ 
[PR]