忍者ブログ

尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店



×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 

前回スーパーセミイコンタでの撮影がおもいのほかきれいだったので、それに気をよくして他のカメラも使ってみることにしました。
今回のカメラはとっても普及したカメラです。ちょっと探せばすぐに中古が見つかるはずです。
それは何かというと、小西六の「パール」です。
DSCF0986.jpg

==========================
このブログもVer.2へ
新記事チェックは下記へ
明日は明日の風が吹く Ver.2

※Ver.1では今後更新されません。
==========================

拍手[7回]

小西六というと、よく分からない人もおられるかもしれませんが、言い換えるとコニカです。
今ではコニカミノルタですが、もうちょっと昔であればサクラカラーと言った方がなじみがあるかもしれません。
この機種はパールのIII型です。

レンズを出すと
DSCF0993.jpg
こんな感じです。
前回のツァイスイコンに比べると、ずいぶん普通のカメラに見えます。
蛇腹は焼けて変色してますので、何かで着色した方がいいでしょうね。
靴墨なんかがいいのかもしれません。

このカメラのいいところはファインダーが連動距離計になっていて、しかもよく見えること。
それと、ボディー右下の巻上げ部に
DSCF0987.jpg
カウンターが付いていることです。
これによって巻き上げはいつも同じところで止まってくれますので、巻上げで慎重にフィルム送りをする必要がありません。

ただし、前回のツァイスイコンで装備されていた二重写し防止機構がこのカメラにはありません。
つまり、巻き上げていようと無かろうと、いつでもシャッターは切れてしまいます。
逆に言うと、前回シャッターを切った後巻き上げたのかいないのか分からないわけです。
これの対策としては、シャッター切ったら必ず巻き上げておくなどのクセをつけておくしかないです。

その一点以外はほぼ不都合のない良いカメラだと思います。
このカメラにもフィルムを入れて試写してみますので、できたらまた記事にしたいと思います。

そうそう、この個体はシャッターが粘っていたので、本体にシャッター部分を残して前後のレンズのみを外してシャッター幕をクリーニング液で拭きました。
何度か拭いたらちゃんと切れるようになったので、多分撮影もOKでしょう。

それと最後にこの個体はレンズを押し出すスプリングがまだ強いので、蓋のロック解除ボタンを押せば「ガシャビーン」と、レンズが出てきます。
画質は悪いですが、動画を撮りましたので、お楽しみ下さい。

PR

 
◎ Post your Comment
Name
Title
E-mail  ※アドレスは公開されません
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
◎ この記事へのトラックバック
Trackback URL
◎ カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
◎ Facebook
◎ せいのカメラ店HP
◎ ブログ内検索
◎ 最新CM
[05/29 ストウ]
[05/09 alubauten]
[05/07 alubauten]
[05/06 alubauten]
[03/23 ha-hi]
◎ プロフィール
HN:
清野浩也
性別:
男性
自己紹介:
せいのカメラ店
◎ ハルサーエイカー
ハルサーエイカー
◎ 琉神マブヤー

Script: Ninja Blog 
Design by: タイムカプセル
忍者ブログ 
[PR]