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尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店



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ノンレフカメラが出てきてから、そのフランジバックの短さを活かしてマウントアダプタによるレンズ遊びが面白い昨今です。
ノンレフ以外でも、EOSなどは比較的フランジバックが短めですので、他メーカーのレンズをアダプタを介して付けることもできたりするわけです。
ところがニコンなどでは、フランジバックが長めですので、それよりフランジバックの短いレンズを付けることができないわけです。
それでもニコンのボディーで名玉を使いたいという人もいるようで、だからと言ってアダプタは無し。
苦肉の策がこちら。

マウント交換。

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拍手[2回]

今回は、ライカR用ズミクロン50mm,F2を、ニコンFマウントに改造するという依頼です。
つまりそれ用に交換マウントを作ってる人がいるわけです。
今回はそんな交換用マウントを使います。

やることは簡単。
マウント部を付け替えればいいわけです。


まずはズミクロンのマウントを外します。
マウント内側にある黒いリング状の部品を先に外す必要があるようなので、まずは赤矢印の3本のマイナスネジを外します。
そしたら黒いリング状の部品が外れますので、続いて黄矢印のマイナスネジ6本を外します。


これでRマウントが外れます。
この時、矢印のベアリングが落ちますので気をつけて。

そしたら次は、

このフランジ状の部品を外します。
これは180度反対側にも有りますので両方外します。
それぞれ2本のマイナスネジで留まっています。


はい、外れました。
ついでにマウントまわりをクリーニングして、ベアリングには新しいグリスを付けておきましょうか。


では、交換用のFマウントを載せます。
この時、先ほどのベアリングを落とさないように、そして穴位置が合うように、慌てず作業しましょう。

位置があったら、

先ほど外したマイナスネジを締めて完成です。
簡単ですね。

ではニコンのボディーにつけて試写してみましょう。

うちにあるニコンのボディーというと、証明写真用のD100ぐらいしか有りません。
ですのでこのレンズでは、絞り優先のオートも使えません。

ま、適当に露出合わせればいいでしょう。


うん、色は若干薄めのようにも感じますが、ぴりっとシャープでボケもきれい。
柔らかい階調がライカらしい。


最短撮影距離も短くはないのですが、まあまあ遊べます。

と言った感じのマウント交換でした。

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