尾道発 - カメラ屋の独り言 - Presented by せいのカメラ店
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昨日の続きです。 デジタルカメラに於ける、一眼レフの定義について考えます。 で、今回は一眼レフの境界線を考えて見ましょう。 このあたりの機種が微妙な分類なのでまた登場です。
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今回はなんか近いと思う2台で比べてみましょう。 比較するのはPanasonic GF1とLX3です。 GF1のサイトでは、はっきりと「ファッション・ムービー一眼」と書かれていますし、LX3のサイトでは「大人のコンパクト」と書かれています。 ですので、前者は一眼、後者はコンパクトと言う位置づけになっているんだと思います。 ではその違いはどこにあるのか。 外観を見てみましょう。 上がGF1、下がLX3です。 はっきりした違いは、レンズが交換できるかできないかと言うところだけでしょうか。 上から見ても、 はたまた後ろから見ても、 特に一眼レフとコンパクトと言う境界線が見出せません。 そうなんです。どっからどう見てもレンズ交換できるかできないかの違いだけだとしか考えられない。 私には同じカテゴリーのカメラのように思えるんですが。どうなんでしょう。 一歩引いて、しがらみ無く眺めてみると、35mmで言うところの、レンジファインダーカメラか、リコーGR1やミノルタTC-1、コンタックスG1のような高級コンパクトとかと同じカテゴリーに入る気がします。 私的見解ですが、背面モニター以外にファインダーが「内蔵」されて無いカメラは、コンパクト機と言った方がいいと思います。 そのコンパクト機の中で、高級コンパクトに分類されて、その中でレンズ交換できるできないと言う2種類が存在すると言う考えが、分類上いい具合だと思います。 そうじゃないと、ほとんど全てのコンパクトデジカメは一眼と言わざるを得なくなると思いますから。 では、FinePix S100fsや、COOLPIX P90は、どういう分類になるのか。 次回はそのあたりを考えましょうか。 ところで今回も含め一連の「一眼レフ」に関する話は、決してそれぞれのカメラを否定するものでは有りません。場合によっては否定したようにも取れる表現もあるかもしれませんが、実際には否定しておりません。 いろんなカメラが存在するのは楽しいですからね。