尾道発 - カメラ屋の独り言 - Presented by せいのカメラ店
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昨日は、一眼レフに見えないカメラなのに、一眼だと言っているカメラについて考えましたが。 今回は一眼のように見えるのに一眼と言ってないカメラについて考えましょう。 この一眼のようなカメラは各社から発売されています。 その中でもすごく一眼レフみたいに見えるのがFinePix S100fsです。 あきらかに一眼レフのかっこうしていますよね。
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そのほかのメーカーからも多数発売されています。 PENTAX X70。 OLYMPUS SP-590UZ。 Canon PowerShot SX20IS。 そのほかにも、Nikon COOLPIX P90、Panasonic FZ38、などがあります。 どのカメラもなんとなく一眼レフみたいな形に見えます。 だがしかし、どのホームページを見ても、全てのカメラが「コンパクト」に分類されています。 まぁ、確かに、言ってみれば、液晶ファインダーが付いたコンパクト機と言えます。 でも気持ちとしてこういうカメラを「コンパクト」と言っていいのか疑問です。 それに、OLYMPUS PENや、Panasonic GF1の方が、レンズ交換ができる「コンパクト機」と言う表現がマッチする気がします。 しかし、ここで、ある販売価格比較サイトでの分類を見てみると、OLYMPUS PEN、Panasonic GF1は、「デジタル一眼レフカメラ」のカテゴリーに入っていて、FinePix S100fsとかの一眼のようなカメラは「デジタルカメラ」のカテゴリーに入っています。 どうもこの分け方は、レンズ交換できるかできないかで分かれているような気がします。 それはちょっと私としては納得がいきません。 だって、フィルムカメラにはレンズ交換ができない一眼レフも色々と存在していましたから。 ちなみに、フィルムカメラ時代には、一眼レフとコンパクト機の橋渡し的な存在として、レンズ一体型一眼レフのことを「ブリッジカメラ」と呼んでいた時もあったようです。 で、ここでもう一つ。 OLYMPUS PENのサイトには、「マイクロ一眼」と表現されていますが、Olympus UK、Olympus USのサイトでは、「Not an SLR」と表記されています。 分かりやすいのはUKのサイト。「Not a compact. Not an SLR. It's a PEN」だそうです。 「コンパクトでもない、一眼レフでもない、これはペンです」、何だか荒井注のようです。 海外ではオリンパス自ら一眼レフじゃないと言ってますね。 コンパクトでもないと言ってますが。 じゃぁやっぱり新しいカテゴリーを作るしかないかな? レンズ一体型と、レンズ交換型に大きく分けますか。 いやそれだと乱暴か? 光学ファインダーの付いたコンパクトは例外として、ファインダー付きカメラとファインダー無しカメラに分ける? これもEPSON R-D1がまた微妙になりますね。 さてどうしましょう。