明日は明日の風が吹く

またしてもめげたデジカメを引き取ったんですが、ちゃんと充電できなくなってるみたいなんです。
原因は、ACアダプターか、クレードルか、カメラ本体か、バッテリーか。
一番可能性があるのはACアダプターの断線なんですが、確認してみると、ちゃんと電気が流れてます。
他の原因と言うことになりますが、どれにしても結構お金がかかります。
なのでこの時点で修理はあきらめて廃棄です。

ですがそうそう、純正の電池は高いけど、最近よく売っている互換電池だと安く付きそうです。
カメラに付属のバッテリーに他の充電器を駆使して充電を試みましたが、どうやら充電できなくなってるようです。
ならばと言うことで試しに互換電池を買ってみることにしました。

当たり前ですがそっくりです。
表示を見ると、容量は若干互換バッテリの方がいいようです。

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裏を見てみると、

どっちも中国製です。
もしかして純正品の工場が横流し的に製造してるんじゃないかと疑ってしまいたくなります。
でもパッケージに印刷してある注意書きからは、

まじめに造った互換バッテリーだと言う感じが伝わります。

もう少し詳しく各部を比べて見ましょう。

横に貼ってあるテープの形状と貼り方が少し違いますね。
うん？
よく見ると、接点の窓が互換バッテリーの方がほんの少し大きいようです。

こうして比べるとよく分かりますね。
やっぱりちょっと大きいです。
と言うことは、バッテリーのケースは純正品とは別の型で成型されていると言うことになりますので、これは横流しでは有りませんね。
まじめに造った互換バッテリーです。

それにしても、値段が純正品の1/2から1/5程度です。
これを使うことでメーカーの保証はもちろん受けられなくなりますし、どんな不具合があるかわかりません。ひどい場合にはカメラをめがしてしまうかもしれません。

ですが、そういったリスクが気にならないくらい使い込んだカメラであれば、互換バッテリーを使ってもいいかなと言う気になりますね。今更純正品を買うのも億劫ですしね。

で、このバッテリー。問題のカメラに入れてみるとちゃんと起動しました。
原因はバッテリーだったのねと思って充電してみようとしたのですが、あれ？
チャージランプが点きません。
不良の原因は他にもありそうですね。
これ以上お金をかけてもなぁ。
今後の方針はまた考えましょう。

そうそう、Panasonicなどでは、互換バッテリー対策を始めたみたいです。
純正じゃないバッテリーを入れても認識しないように、ファームで細工してるようです。
おそらく粗悪バッテリーを使って起こる故障がよく有るんでしょうね。これに対する保障が問題なんでしょう。メーカーとしては仕方が無い対策ということですね。

当店でも互換バッテリーはお勧めしません。
ただ、今回のように、使えりゃいいかという程度であれば試してみるのも面白いかもしれません。
これでカメラがめげたからと言って、メーカーに保証を求めるのはお門違いですからね。