明日は明日の風が吹く

小学校の卒業アルバムのための撮影に時々行くんですが、音楽発表会の校内発表があるというので行って来ました。

今回は校内発表なので、本番はまた日を改めて行われます。
まぁ言ってみればリハーサルみたいなもんですね。
で、この撮影のために、モニターでお借りしたストロボを付けて行ってみました。
が、しかし、

[0回]

6年生の順番が来る前に、他の年次でテスト撮影しときましょう。

なにこれ？

今回使った機材は、カメラはCanon EOS 5D、レンズはTAMRONの28-300、で、ストロボは、いつもの580EXじゃなく、モニターでお借りしたニッシンDi866です。
これまでCanon純正のストロボでの調光が今一つと言う感じでしたので、社外のストロボを使ったらいいかもしれないと思って、ちょっと期待して使ってみたのですが…

撮影モードは、カメラの方はプログラムでF6.3の1/60秒、ISO400、焦点距離300mm、オートホワイトバランス。
ストロボの方は「A」、すなわちフルオートモード。

で、なにこれ？ホワイトバランスがなぜか崩れている。しかも露出不足。
まずい。撮影ができない。やっぱり予備に純正ストロボ持って来とくんだった。
でもまぁまだ本番があるからそっちで押さえられるし、気楽に行きましょう。

じゃぁストロボのモードを「TTL」と言うモードに変えてみましょう。

ホワイトバランスは正常になりましたが、露出不足はそのままです。
デフォルトの設定で使えないの？

ではでは、フル発光にしてみましょう。
モードを「M」にして、光量を1/1にして、これで不足になるならガイドナンバー60って言うのはウソになります。

？
めげた？
何も写ってません。
撮影データーを確認してみると、F36の1/200秒になってます。何でそんな露出になるの？
そりゃ真っ暗になりますわ。
フォトショップで思いっきり起こしてみると、

撮影自体は行われてるんですね。

じゃぁ仕方が無い、ストロボのモードは「TTL」にして、ストロボ側で補正ができるようなので、マックスの+3にして、カメラ側でもISO800にして、+0.7補正して、ホワイトバランスも不安なので「ストロボ｣に固定して、これでどう？

何とかうまくいきましたね。
しかーし、もっと近付いて写すと、今度は露出オーバーです。
このストロボ調光してくれないの？

仕方がありません。撮影する距離に応じてストロボの調光補正を変えながら写しましょう。

そんなことをしているので、調光がうまくいかない時もあります。。

うーん。
これじゃぁ使えませんねぇ。
この状態で製品として販売されているのか？
純正よりもリーズナブルですので、うちでも使ってみたかったし、お客さんにもこれを勧めようとも思っていたんですが、これでは安心して売れません。
今回モニターに借りたものだけの故障であればいいのですが、ちょっとメーカーに確認してみなければいけませんね。

それともう一つこのストロボの気になるところが有るんです。
それは、ズームの時の駆動音です。
結構耳障りにジャジャジャジャと言う感じで音がします。
静かな会場だったら迷惑になるかもしれません。
こっちの方は故障でなく仕様でしょうね。
うーん。残念。