明日は明日の風が吹く

オリンパス・トリップ35の修理が終わったので、試写してみたのですが、どうもオーバーです。

場合によってはオーバーになる事があるのは分かりますが、赤丸のコマは全くの順光です。
二絞り分か、それ以上オーバーになってる感じです。
上の画像の終わりの3コマは、オートストロボによる絞り固定の撮影ですので、これらを基準にしてみると、他のコマが明らかにオーバーだということが分かります。

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ラチチュードの範囲いっぱい位じゃないでしょうか。
これはちょっと原因を究明しないといけません。

まぁ、プリントすれば、そんなにオーバーは目立たないと思いますけど…

これが最初の赤マルのコマです。とりあえずプリントでは何とかなります。


これはちょっとオーバーに見えますね。


逆光ではオーバー気味の方がいい感じになります。


今回は夕暮れでの撮影でしたので、逆光気味の撮影が多かったんですが、そのせいでオーバーの悪影響が分かりにくかったですね。

ではでは、この不具合の原因は何でしょう。
軍艦部をもう一度バラして、メーターの動きを見ながら、設定できるところをいじっていたら、
ははーん。
分かりました。
ASA感度の設定を変えても露出計の針に変化がありません。
多分セレンのところを開けてみれば直るんじゃないでしょうか。

どうやら、この矢印Aと、Bのところが、うまくつながってなかったみたいです。
ここをうまく引っかかるようにセレンを置きなおして、もう一回メーターの動きを見ると、
はい、ちゃんと変化してます。

ではまた組み立てて、もう一回試写してみましょう。