明日は明日の風が吹く

「Dの食卓」のパロディーっぽいタイトルにしたかったのですが、いいのが思い付きませんでした。

というわけで、PEN-Dをバラしていきます。

ペンの場合、巻き上げレバーが外に出てないので、代わりにまずカウンターのセンターのネジを外します。
ここは逆ネジです。

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後は簡単に軍艦部カバーは外れます。
カバーが外れたらとりあえず邪魔になるのでファインダーユニットを外しておきましょう。

このカメラもファインダーと露出計が一体になっています。
露出計は何とも連動していませんので、ファインダーユニットは単純に外れます。
外した跡は、

こんな感じです。
シャッターチャージ関係のリンケージが見えます。

ではまず、露出計の窓の部分の曇りから直しましょうか。

指針の表示部分の透明カバーが白濁していて結構見にくい状態になっています。
外して磨いてみたのですが効果無しです。
仕方がないので、

どこぞのプラケースから切り出してきてカバーを作ってみました。

これを露出計に貼り付けて、

ちょっと雑ですが、かなり見えやすくなりました。
うーん。気持ちいい。

では次に進みましょう。
この先、分解を続けるためには、どうしても巻き上げダイヤルが邪魔になりますので外します。

ここのネジがまた逆ネジです。

では、どうも調子が悪いシャッターを診てみましょう。
前から順番に外していけば、

ここまでは分解できて、シャッター関係のパーツにアクセスできます。
不調の原因は何でしょうか。
見た感じ普通に動いてるようなんですが。
もしかするとシャッター幕でしょうか。
ガバナーも外してみた方がいいような気がします。

じゃぁレンズユニットの裏側もバラしてみましょう。

と、ここでちょうど時間となりました。
続きはまた次回。