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尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店



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コシナからカールツァイスのレンズが発売されている事は、ご存知の方も多いかと思います。
一眼レフもフルオートでデジタルが全盛の今、マニュアルフォーカスレンズを造って、しかもフィルムカメラまでも新たに造っている事は、カメラメーカーとしてとてもすばらしい事だと思っています。

このコシナのカールツァイスには、一眼レフ用のレンズもあって、EOSでも使えるんですが、今回CPU内臓のニコンAi-S互換マウントがシリーズに加わる事が発表になりました。
20091221174503_39_.jpg
だから一眼レフの入門機でもオートで使えるようになるってことですね。

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これは面白いですね。
安いボディーでもカールツァイスが使えるなんて、ヤシカFX-3 Super2000にコンタックスのレンズを付けるのと同じで、いいレンズを使いたいけどボディーにあまりお金をかけたくないという、私のようなケチな考えを持っている人にはぴったりです。

でも面白いと感じるのはそれだけじゃありません。
今から50年ほど前の、レンジファインダー全盛だった頃、ほとんどすべてのメーカーは、ライカLマウント互換であった中、ニコンのSシリーズは、コンタックス互換マウントを採用していました。
と言う事は、当時カールツァイスのレンズをニコンのボディーで使う事ができたわけです。

そして今回のAi-Sマウント互換のカールツァイスが出る事で、約50年ぶりにニコンのボディーでカールツァイスが使える体制が整う事になるわけで、歴史的に見て何だか面白いと、私は思うのです。

さてさて、今回発表されたレンズは、レンズ自体は以前から発売されていたもので、新たなマウントが加わっただけの話です。
だからここではレンズ自体の話は置いときます。

でもこれらのレンズのうち、どれを使いたいかとか、買い揃えるならどれがいいかとか考えるのは楽しいですね。

私が買い揃えるとすれば、オーソドックスですが、やっぱり基本は50mm F1.4を押さえて、
zf-50top.jpg

28mm F2と、
zf-28top.jpg

85mm F1.4
zf-85top.jpg
の、3本でいきたいかなと思います。
しかしこれだけそろえてしまうと、30万もかかってしまいますので、余り現実的じゃないですね、

という事で、もし一本だけにするなら、
zf-35top.jpg
35mmがいいかなぁ。

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