昨日の続きです。
レンズユニットの裏側を見てみましょう。
と思ったんですが、このあたりももうほとんどシロコンタ君と同じです。
この一番外側のカバーは頭が見えているマイナスネジ4本を外せば取れます。
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すると、
こうなります。
ここで気をつけるべきは、やはりギアの歯の位置です。
この辺がずれてくると、シャッターセットがちゃんとできなかったり、絞りがズッてしまったりするんじゃないでしょうか。
他の部分については詳細な記事を12月29日に書いていますので、どうぞそちらを参考にして下さい。
今回もシャッターと絞りも全て分解しました。
そしたら案の定、シャッター羽根に油がにじんで粘っていました。
なので、羽根だけに留まらず、関係する全ての部品を洗浄脱脂して組み立てました。
これでシャッター関係も快調になったはずです。
で、今回ほんのちょっと困ったのは、ミラーが完全に上がりきっていないことでした。
ご覧の状態。
なので、矢印のネジ穴が完全には見えません。
だからレンズを固定しているネジが外しにくいのです。
仕方が無いのでプリズムを外して上から見てみると。ミラーの先端が当たる部分にモルトが貼ってありました。
このせいでちゃんと最後まで上がらなかったんですね。
そのモルトを取ると、ちゃんと上まであがるようになりました。
でもやっぱりここにはモルトが要るんじゃないのかな?と思って、より薄いモルトを貼ったんです。
そしたらまたミラーがちゃんと上がらなくなりました。
ま、いいか。今度バラしたらはがずことにしましょう。
ヘリコイドも外したので、フォーカスリングの再調整をして、そしたらファインダーのピントがほんの少しずれていたので、0.2mm程のシムを入れて、クロコンタ君、完成です。
使えないと思っていたカメラが復活して、また悦に入ってます。
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