尾道発 - カメラ屋の独り言 - Presented by せいのカメラ店
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レンズ本体は何とか直しましたが、レンズキャップも割れてかわいそうな状態でしたので、直してみる事にしました。 ぶつかった所が押されて少し開いてしまっている状態です。 だからヒビに隙間ができています。 どうやって直しましょうか。
[3回]
裏から見ると、 こちらはフィルター枠で押されたような跡が付いています。 ではまずは、押し広げられている部分を削ってみましょう。 カッターで間に挟まっている部分を掻き出すように削っていきます。 間に挟まったものが無くなったので、ヒビの開いた状態は抑えられました。 でもこれだけでは傷付いた状態は解消されていません。 ということで、プラリペアを使って、埋めることにします。 でも埋めるには、ほんのちょっとでは接着面積も狭いし、うまく整形できるかどうか。 なので、傷付いた部分を大きくえぐって、新たに樹脂で埋めましょう。 本当にそれでいいのかと、不安になりながらもごっぽり削りました。 で、まともな部分で「型取くん」を使って型を取って、 患部に移動させてそこにプラリペアを流し込んでいきます。 で、型を外すと、 何とか形ができました。 でも裏は、 ガタガタです。 表側も含めて、型の密着度が低かったようです。 ここは今後の課題ですね。 まぁ、裏は裏ですので普段見えないということを言い訳にしつつも、形を修正していきます。 表側も面を整えて耐水ペーパーで仕上げます。 それが終われば塗装して、 こんな感じでいかがでしょうか。 患部を拡大してみると、 少し跡は残っていますが、違和感は無いでしょう。 つや消し部分はシボの再現ができそうに無かったので、手を付けていません。 ところで裏は、 このぐらいまでは修正しました。
うわ~ここまでしてもらってびっくりです。 お手数おかけしました。 ワーゲンの割れたステアリングもこれで直したいとこです。
いえいえ、こちらこそ経験値を上げることができました。ありがとうございました。 なんか、直るとうれしいので、ついやってしまいました。 プラリペアはプラスチック部品の補修には結構使えますよ。 minatoさんのワーゲンのステアリングのような、硬い樹脂でできたステアリングなら直せるかも。