明日は明日の風が吹く

史上最強のスメ8を目指して日夜特訓中の我が「ハチ公」ことスメナ8Mですが、だいぶまともになってきたようですのでここらで撮影に連れ出そうかと思います。
でもその前に、
何度も分解したりしてたので、チープな造りのハチ公君は一部ネジ山がだめになってしまいました。
なので、ちょっと直しときます。

直すところは、軍艦部カバーを留めている3本のネジのうちで一番長いネジが付く、右端の部分です。

[2回]

どうやって直すかと言うと、プラスチックの補修ならこれ、プラリペアです。
ダメになったネジ山をこれで復活させるわけです。
直し方はプラリペアのサイトに載ってますのでそれを参考に。
まず、差し込む方のスクリューのネジ部にCRCとかを塗ります。
そしたらそのネジ部にプラリペアを盛ります。
後は直したいネジ穴ににネジ込んで、5分で固まりますが、大事をとって1日置いて、
はみ出したプラリペアを削り取れば、出来上がり。

直りましたので撮影に出掛けます。


よく使うアングルですが、いい感じです。
飛行機雲もきれいに描写されています。


ちょっと用事で戸崎まで行きましたので、3月に進水した歌戸フェリーに乗りました。
天気も良く、海もきれいです。

スメ8は、使うフィルムの感度に合わせて、絞りと感度が固定されたリングを設定し、明るさに合わせてシャッタースピードを変えて露出を合わせます。
ですので、普段の使い方としては絞りはずっと固定された状態で使うことになりますので、ちょっと面白くありません。
ちなみにISO100のフィルムを使うと、絞りは11になってしまって、ほぼパンフォーカス状態になります。

露出計が無い場合の撮影の仕方としては簡単でいい方法だと思いますが、せっかく絞りもシャッタースピードも自由に設定できるマニュアル機ですので、開放で撮ったりとか、スローで撮ったりとか、色々やってみたいところです。
今度は露出計を持っていこうかな。


こういう撮影シーンでもうまく撮れてますね。


階調再現も悪くないですよ。


目測でのピント調整ですので、中距離でのピント合わせや、この写真のような手前から奥まで連続している場合のピント合わせはちょっと難しいですね。
でも11まで絞ってあれば大体合いますね。


こちらは室内での撮影です。
絞りは開放の4にして、シャッタースピードは一番遅いのから2番目にしてみました。
ほんの少し手ぶれ気味ですね。
シャッターボタンをもっと軽くなるように改造しましょうか。

でも思った通りと言いますか、思った以上にと言いますか、うわさ通りいい写りですね。
チープなボディーにいいレンズと言うのがなんとも面白いカメラです。
ある意味人を馬鹿にしています。

ということで、引き続き最強のスメ8目指して、良からぬことを考えていきましょうか。