明日は明日の風が吹く

2月ごろレストアしたヤシカLYNX1000でありましたが、直しただけで全く写していませんでした。
ちょうど「切り現」して余った半端フィルムがありましたので、ちょっと写してみることにしました。
と言っても店の周りでほんとにちょっとクルッと周って写しただけです。

やっぱりさすがは単焦点レンズですね。
キリッとしています。
なんか少しコンタフレックスのテッサーに似た感じがします。

[1回]

厚めの雲と青空のコントラストが何かが起こりそうな雰囲気を醸し出しています。
電線もくっきり出てますね。雲は雲で柔らかく写っているようです。


フィルムはISO400、1/250秒で、F8ぐらいだったと思います。
フジカ35-SEに比べるとコントラストは少々高い気がしますが、これはこれでいい感じに写っていると思います。

では室内で開放気味で撮影してみましょう。

あれ?
真ん中の太陽にピントを合わせてつもりだったんですが、後ピンになってますね。
ピント合わせに失敗したのか、それとも距離計がズッているのか。


これはフックにピントを合わせたつもりなんですが、被写界深度のギリギリに入ってる感じで、やっぱりちょっと後ピンです。


やっぱりそうですね。
教科書の左ページの上の方の文字に合わせたんですが、そこから後に向かってピントが来てます。


距離計は再調整ですね。
このコマも真ん中のカメラのレンズの距離表示に合わせたつもりだったんですが、これもやっぱりそこから後に向かってピンが来てます。

でもボケ味は悪くありませんので、ピンボケでもそんなに失敗写真と思われないかも知れませんね。

うーん。LYNX。
まだ面倒掛けてくれますか。
ま、それもいいでしょう。