明日は明日の風が吹く

おとといの記事で、廉価と言えどもそこはフジノンと言う写りを見せてくれたフジカコンパクト35です。
大きさも手頃でお散歩カメラにピッタリだし、ブラックになってカッコよくなったことも手伝って、ちょくちょく連れ出したい気にさせてくれます。
が、そうなるとどうしても欲しくなるのがストラップです。
なので、ちょっと試しにつけてみました。

クラカメだからと言って、本皮ストラップと言うのも大袈裟な気がしますし、本来ならリングを付けてストラップを掛けるようになりますが、それもなんか軽快感が損なわれる気がします。
でも、ハンドストラップでは簡単すぎるかなとも思うんです。
と言うことでこれです。

[1回]

このストラップは何かというと、我が愛機、SIGMA DP1の純正ストラップです。
今回は撮影＆イメージ確認用にDP1から借りました。

今頃のデジカメ用のストラップの末端は細い紐になっていますが、これが古いカメラのリング通し穴にちょうど良く入ります。

これならリングをつけたりして仰々しくなることも無く、軽快感が感じられて、お散歩カメラにはピッタリです。
ただこういうタイプのストラップって、実はなかなか無いんですよ。
多くのコンデジ用のストラップは、ハンドストラップもネックストラップも、吊り下げ部分が1箇所で、2点で吊るす事ができません。
かと言って2点式のものは末端が紐ではなく、ある程度幅のある平織りになっていて、ボディー側の長穴に通すか、リングを使うようになっています。
私が調べた範囲では、この方式で本皮ではなく平織りのストラップは、SIGMA DPシリーズと、あとはRICOHのデジカメ用位しか見付けられませんでした。
本皮ならあるんですけどね。


使っている状態だとこんな風になります。
このストラップだと、ちょっとデジカメっぽくも見えます。
車がきちゃないのは気にしないで下さい。

ストラップ選びでお困りの方は、こんなのもいいかと思いますよ。

ところで、話はまるっきり変わりますが、
このコンパクト35の絞りとシャッターの設定の件ですが、絞り設定ダイヤルにもシャッタースピード設定レバーにも、両方に「オート｣を表す「A」の表示があります。
ですので5月29日の記事で、冗談で両優先ができるのかと言うことを書きましたが、その実態をお伝えしましょう。

まず、絞り設定ダイヤルを「A」以外の適当な絞り(例えば写真のように5.6)にした時は、


シャッタースピードは、

このように、任意の位置に設定できます。

が、絞り設定ダイヤルを「A」位置にしますと、


絞り設定レバーのクリックが外れて、

勝手にシャッタースピード設定も「A」位置になってしまいます。
だから絞りを「A」にして、シャッタースピードを好みに設定することはできません。
また、絞りを「A」から外した時は、シャッタースピードが「A」の位置だとその音から判断して1/60秒に固定されているようです。
ですからこの場合も絞り優先のオートにはなりません。

ちなみにつけているフィルターはミノルタ製ですが、トークマンのものが転がっていたのでつけてみました。
フィルター径は40.5mmです。

と言うことで今回はこの辺で、
でもやっぱり距離計欲しいとこです。