尾道発 - カメラ屋の独り言 - Presented by せいのカメラ店
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昨日の記事まででレストアが終わったつもりのキャノンフレックスRMです。 ちゃんと直ったかどうか、撮影してみましょう。 どこかに連れ出そうかとも思ったのですが、結局店の周りでチョコチョコっと撮ってみました。 まずは室内から。
[3回]
ピントもキリットしている感じです。 ボケ味も悪くないですね。 さすがに一眼レフの標準レンズだけのことはあります。 このキャノンフレックスRMについているレンズは、50mmの1.8。極標準的な標準レンズです。 50mmとしては明るいと言うわけでは有りませんが、その分ピントも合いやすく、使いやすいレンズだと思います。 ただし、最近のオートフォーカスのレンズに慣れた人にとって、この時代のレンズのヘリコイドの回転量はビックリするくらい回すような感じじゃないでしょうか。 そういったこともマニュアルフォーカスでピンボケしにくくするための工夫ですね。 では外に持ち出して、 店の前に置いてある鉢植えです。 こちらも。 いい感じに写ってます。 このカメラは、ファインダーの中には露出の情報など、何の情報のも表示してくれません。 なので、ファインダーをのぞきながら露出をあわせるということができません。 シャッタースピードダイヤルでシャッタースピードを設定したら、カメラ上面にある露出計を見て、そこに指し示した絞り値に絞りを合わせます。 またはその逆。 絞りを決めたら、カメラ上部の露出計で、その絞り値に指針が合うように、シャッタースピードダイヤルで調節します。 空も撮ってみました。 直射日光を入れての撮影もOKですね。 醜いフレアは出てないようです。 いつものアングルです。 思っていたよりおとなしいレンズですね。 コントラストはどちらかと言うと低目です。 この時代としては珍しい気もしますが、個人的には好きなタイプの描写です。 こちらもいつもモデルになってもらっているプジョー406です。 最短撮影距離での撮影は周りがボケやすくて楽しいです。 もう秋かと思わせるような草が風になびいていましたので撮ってみました。 こういう時はもっとコントラストの付くレンズの方がきれいに撮れそうですね。 露出計もOKのようですし、シャッターやミラーの動作のミスも起こりませんでした。 そんなに写りは期待していなかったんですが、なかなかいいですねこれ。 露出計内臓だけど電池も要らないし、クラシック一眼レフを使いたいけど露出計は内蔵されていた方がいい、でも電池に困るからと二の足を踏んでいる人にはお勧めですね。 個人的にはこのキャノンフレックスシリーズのR2000が気になってきた。