以前の記事で、ソニーの新しいEマウントカメラを引き合いにして、ミノルタVマウントの良さについて2回も書いたことがありました。
これについては賛同される方も居られ、同じくミノルタファンの私としても、ソニーはやはりカメラメーカーではないと思わざるを得ない状況を悲しんでおりました。
でもここに来て、ソニーから新しい一眼レフカメラが出るらしいのです。
その名はα55。
このカメラ、実は透過ミラーを使っているんです。
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透過ミラーを使った一眼レフといえば、キャノンEOS1N RSが有名ですが、ハイエンド機にしか使わないような技術を、アマチュア向けのカメラに付けられるようにしたソニーに拍手を贈ると同時に、Eマウントでバカにして悪かったと言う気持ちになりました。
それで私もこのカメラがすごく欲しくなりました。
だって透過ミラーを使ってるんですよ。
それの何がいいかといいますと、
まず、シャッターを切ってもファインダーの映像が途切れない。
そして、ミラーが動かないからミラーショックが無い。
あとは、デジタル一眼レフでの優位点で、ライブビューをしてもファインダーが見えなくならない。だからピントの精度が低下しない。
ボディーも結構小さそうだし。
等々、いやすばらしいじゃないですか。
透過ミラーはデジタル一眼でさらに優位性を発揮する機能ですね。
で、今回発売されるのは、先にも書きました。
α55と、その廉価版のα33。
?
だがしかし!
ここからが本題です。
いいなぁと思って製品サイトとかを見ていますと、
何とこのカメラ、光学ファインダーじゃないじゃないですか。
液晶ファインダーですよ。
プリズムが付いてないんですよ。
じゃぁ何かい。
ライブビュー機でのピントの精度を上げるためと連写速度を上げるためだけに、撮像素子の前に邪魔になる透過ミラーを置いてしまったっていうのかい?
それなら今まで通りの一眼レフの方がいいじゃないですか。
でなければNEXシリーズでいいじゃないですか。
と言うことは一眼レフでもないじゃないですか。
なんと言うことでしょうか。
実に残念。
もしこれが透過ミラーを使った一眼レフであったなら、大変すばらしいものであったのに。
もう力が抜けて声も出ません。
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