明日は明日の風が吹く

ある身近な人がですね。
コンセントの電圧が200数十ボルトの地域に行っておりまして、そこで電話の充電をしようとしたのですが、あいにく持って行った充電器は100V仕様で、何か一瞬火が出たらしいです。
それ以来その充電器は機能しなくなってしまいました。

まぁ、どうせメゲてますので、直るかどうかやってみることにしました。

[1回]

コンセント一体型の本体ケースは貼り合わせてあります。
と言うことで力任せにベキベキと開けます。


するとそのケースの内側には、一瞬焼けたような跡があります。


大方の予想は付きますが、ご覧の通り、コンデンサがパンクしています。


基盤にも焼け跡がありますが、被害はどのくらいでしょうか。
とりあえず目に付くコンデンサを交換してみましょう。


私は電気にはあまり詳しくないのですが、適当によく似たコンデンサをつけてみます。
元のが230V, 4.7μF、今度付けたのが250V, 4.7μF。
ちょっと違いますが大丈夫でしょうか。

で、組み直してコンセントに挿してみると。

反応無しです。
まぁそう簡単にはいかないでしょうね。


と言うことでもう一度基盤をよーく見てみると、
赤矢印の2箇所。
基盤が溶けてますね。
右側の方が、コンセントからの電気が来るところなんですが、左の方も溶けてるってことは、その間の緑矢印の部品。ダイオード?ですかね。
これもダメージを受けていると見るのが順当でしょう。

でもまぁとりあえず基盤の切れているところを直しましょうか。

リード線を半田付けして、もう一回ケースに組み直してコンセントに入れます。

また反応なし。

やっぱりダイオードか?
爆風によって品番がよく見えないので、きれいに拭いてやりましょう。
なんとなく｢おくりびと｣の気分です。

きれいになった顔を見てみると、

「UA80 5652」
うーん。
ネット検索しても出て来ませんね。
プラスマイナスと大きささえあえば交換していいのかなぁ?
とりあえず代えの部品がないので今日はここまで。

電気に詳しい方情報お願いします。