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尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店



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コシナからマイクロフォーサーズ向けの25mm, F0.95のレンズが発表されて以来、明るいレンズが気になって仕方がない今日この頃です。
その結果、0.95使うならマイクロフォーサーズよりもフルサイズでしょうと思い立って、キヤノン7を買ったものの、買ったのはボディのみで目的のレンズはまだまだ遠い存在。
しかしキヤノンの0.95で撮影された写真をネット上で見るにつけ、そのボケの楽しさに物欲は深まるばかりです。
が、ここは冷静に、今ある明るいレンズで改めてボケを楽しんでみましょう。
DSC04386.jpg
と言う事で今回使ってみたのは、ミノルタのαマウント50mm, F1.7です。
MDとかなら1.4もあるんですが、明るいレンズを活かすにはデジカメがいいかもと思いまして、α900に装着して撮影してみました。

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これを見ると1.7でも結構ボケを楽しめますね。
ところで、何でデジカメがいいと思ったかと言いますと、デジカメってISO感度を自由に変更できるじゃないですか。これが明るいレンズを開放で使う時に役に立つんですよね。
室内のような暗い場所では感度を上げて、昼間の屋外では感度を下げて。
と言う感じで使えますから。

大きなボケの楽しみは、ボケている事を楽しむだけではありません。
DSC04387.jpg
例えばこんな風に、最初の写真とフレーミングは一緒ですが、前のはキーボードを弾いている手にピントを合わせていますが、後のは弾いているうちの子の顔に合わせています。
こんな感じで表現が変えられるのも面白みの一つですね。

DSC04375.jpg
明るい環境で撮るにはちょっと向いていませんが、今のデジカメならシャッタースピードが1/8000秒とかもありますので、感度を落としてやって早いシャッターを切れば何とか開放でも撮影できます。
α900の場合はISO感度の設定が最低で100ですので、できれば50まで欲しいところです。

DSC04376.jpg
このような近景から遠景まで連続したような被写体でも1、.7の開放なら前後のボケが活きてきます。

DSC04374.jpg
次にこんな写真はどうでしょう。
実はこれ流し撮りです。
でもぜんぜん流れてませんね。
それもそのはず。シャッタースピードは1/6400秒です。
絞りは開放ですので、この距離でも前後はボケていますね。
しかも高速シャッターによって、この車が全く動いている感じがしません。
と言うより、なんかタイヤが地面に接着されているような感じにも見えてきます。
それらの影響でしょうか、ちょっとしたミニチュア効果がでていますね。
でも、F0.95だと、もっと前後がボケてくるんでしょうか。

DSC04378.jpg
はい、406にも協力して頂きました。
近接撮影なら被写界深度の浅さも効果的です。

DSC04381.jpg
これはさすがに明る過ぎて、ISO100, 1/8000秒でもF2まで絞らざるを得ませんでした。

明るいレンズを開放で使うと、勝手にミニチュア効果が出て楽しいですね。
ポートレートも面白そうです。
もっと色々使ってみたくなりました。
無理して0.95じゃ無くてもいいかも。

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