明日は明日の風が吹く

デジカメって言うのは、撮影した情報をデジタル化して保存しています。
つまり電気的な信号として存在しているに過ぎず、実体のないものです。
フィルムカメラであれば、撮影した情報はフィルムに物理的に保存されますので、実態があるのですが。
実体のないものでナニが困るかというと、エラーです。
電気信号に何かのエラーが起こってしまうと、情報自体が使えないものになってしまう可能性があるのです。
その時の対処は当店でも行っていることを以前の記事でもお伝えしました。
個別のデーターにエラーが起こるだけならそのデーターのみあきらめればいいのですが、媒体であるメモリーカードにエラーが起こってしまったらどうします？

「認識できません｣
身の毛もよだつその言葉。
えっ!?
今まで撮ったデーターはどうなるの?

[0回]

ニコンだとご丁寧にここまで表示してくれます。

いやいやいや。
「はい」と「いいえ」の他に道はないの?
カードが異常なだけでデーターは残ってるんでしょ?

扉が開かないからって建物全部建て直さなくていいから、ちょっと塀を乗り越えさせてもらって中にあるものを取らせてよ。
という気になってしまいますよね。


バックアップ取ってないお前が悪いと言われれば確かにそうだけど、でも急に扉を閉めなくてもいいでしょう。

キヤノンは冷静に「カードが異常です｣だって。
もうちょっと易しい言い方はないもんですかね。
「販売店でカードを確認してもらって下さい｣とか。

実際にこうなると、ほとんどの方はあきらめるしかないかと思いますよね。
実体のない電気信号なんだからエラーが出て当たり前かと。

でもね、電気信号だからこそ、正常な信号だけを取り出せれば使えるはずという気がしませんか?
そうなんです。
こんな状態になってもデーターが全て破壊されているわけではないのです。
残っている正常なデータを取り出せれば、写真として復活できるんです。
そのための勝手口を、当店では開ける事が出来ます。


だからもし、こんな風になったとしても、あきらめずに当店までご連絡下さい。
100%は無理にしても、可能な限り正常なデーターを取り出すことは出来ると思います。
お問い合わせはこちらまで。
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せいのカメラ店
0848-44-4430
seino@bbbn.jp
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ところで最も安心できるバックアップ方法をここでお伝えします。
それは、プリントです。
インクジェットでなくて銀塩の。
プリントしてアルバムに入れておけば、データーのエラーなんて関係ありません。
銀塩写真なら何十年か先でもほとんど変色なく見ることができますし、パソコンやデジタルフォトフレームのような再生機器がなくてもいつでも見ることができます。
必要ならスキャンも出来ます。
思い出や記録を大切にしたいなら、絶対お勧めです。