尾道発 - カメラ屋の独り言 - Presented by せいのカメラ店
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9月21日の記事で国立天文台の観望会に当選した話をしましたが、その観望会に行ってきました。 浅口市中央公民館で受付を済ませて、そこから天文台まではシャトルバスで行きます。 では観望を楽しみましょう。
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まず最初は天文台に隣接する「岡山天文博物館」へ。 プラネタリウムでの星空案内をしていただき、 15cm屈折望遠鏡で木星を見せてくれていたんですが、時間がなくてこれは見れませんでした。 残念。 こちらには他にも色々と展示はあるのですが、今回は時間の都合もあったようで、ほとんど見ることができませんでした。 これも残念。 ではメインイベントの天文台に行きましょう。 この天文台は、正式には「国立天文台 岡山天体物理観測所」と言うようです。 ここにある望遠鏡は188cmの反射望遠鏡。 鏡の大きさが私より大きい。 その姿が最初の写真。 望遠鏡の先の方に見える点が木星です。 どんな風に見えるのか楽しみです。 まず木星の観望から。 この望遠鏡の接眼レンズはどこにあるかというと、矢印の部分。 これだけでもうちの廉価な天体望遠鏡より大きい感じです。 周りにいる人との大きさを比べても分かると思いますが、この望遠鏡、デカイ。 で、今回もおなじみの「望遠鏡の接眼レンズにコンデジ当てて撮り」改め、「デジイチ当てて撮り」。 ファインダーをのぞかないといけないのでコンデジで撮るより難しいです。 で、撮れたのがこれ。 視野から外れかけてますが、何とか写せました。 目で見たときには衛星のイオと、木星に映ったイオの影も見えていたのですが、ちゃんと写らなかったようです。 ピンもちょっとあまかったかな。 残念。 でも目で見たときにはすごくよく見えましたよ。 しかも今までになく大きく見ることができました。 さすが188cm。 衛星の影まで見るなんてすばらしい体験でした。 うちの子も感動していました。 そして次に見たのがM15。 これも「デジイチ当てて撮り」に挑んだんですが、うまくいきませんでした。 残念。 しかしこれも目で見る分にはすごく良く見えました。 こちらのギャラリーにも画像がありますが、ここのギャラリーの写真より大きく見ることが出来ました。 星がいっぱい集まった感じがきれいでした。 観望のあとは外に出て実際の星空で星空案内をして頂きました。 この日は良く晴れて、星も良く見えました。 その時流星が一筋パーッと流れました。 あれは多分おうし座流星群じゃないかと思います。 ラッキー。 今回の観望は、ボクも満足のようでした。 ボクは天文台の人に、「この望遠鏡は補償光学を使っているのか」と質問していましたが、どうやら使っていないようでしたね。 ちなみに今回の写真ですが、望遠鏡やプラネタリウムの写真は、昨日の記事でご紹介したステディポッドを使って撮影しました。 一番シャッタースピードが遅かったものが博物館の15cm望遠鏡の写真で、1/8秒です。 元画像をピクセル等倍にしたものがこちら。 ISO3200にしてますのでノイズは出ていますが、手ブレはほとんど出さずにすんでいます。 ステディポッド、お勧めです。