明日は明日の風が吹く

ツアイスイエナのフレクトゴン35mmの出物が無いかと思って探しているんですが、皆結構いい値が付いてますね。
安いの見つけたら買いたいのですがなかなかそうもいかないようです。
ところで今回ご紹介するレンズもカールツアイスです。

今度のは東ドイツじゃなくて、西ドイツのヤツです。

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このレンズは何かというと、

ディスタゴン50mmです。
そうです。
35mm用レンズじゃ有りません。


ハッセル用です。


絞りを動かすと、赤い被写界深度の表示も動くと言う余計なギミックが楽しいレンズです。

このレンズは

レンズシャッターです。
シャッターごとレンズ交換するという、なんとももったいない仕様です。


シャッターチャージは赤矢印の部分を回転させて行います。
これはボディー側からの巻上げ動作の連絡で動きます。
そして緑矢印の部分でレリーズします。

このカメラはレンズシャッター一眼レフですので、シャッターやミラーの動きはコンタフレックスと同じです。
巻上げによるシャッターチャージでミラーが降りてきてフィルム面の蓋をし、シャッターが開きっぱなしになります。
シャッターを切ると、まずシャッターが閉じ、ミラーが上がります。次の瞬間シャッターが設定時間分だけ開きます。

何でこんな面倒なことをやってるんでしょうか。
でもそこが面白いです。


しかしこのレンズ、スローが粘っています。
今回はここを直していこうと思います。

続きはまた今度。