尾道発 - カメラ屋の独り言 - Presented by せいのカメラ店
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昨日から今朝にかけて、ふたご座流星群の極大でした。 皆さん観望に行かれましたでしょうか。 私は例によって、うちの子と一緒に撮影に行きました。 その成果はというと、 ギリギリ1枚だけ何とかなったと言う感じです。
[1回]
今回のふたご座流星群は極大予想時刻が20時頃という事でしたが、その時刻では月が出ていて空が明るいので観望には向いていないとのこと。 月が沈むのが12時過ぎだからそれ以降の方がいいということでした。 しかし、そんな時刻ではうちの子に影響が有りますのでダメです。 と言うことで、20時過ぎに行くことにしました。 外は寒波が迫ってきているらしく、強い風が吹くたびに体温がどこかにいってしまう感じです。 でもボクは、 寝袋と毛布で観望に挑みます。 私の方はと言うと、 α900に、ミノルタ28-70mm, F2.8で挑みました。 前回の50mmでの撮影では周辺光量不足が目立っていましたので、レンズのせいかも知れないと思って変更してみました。 場所は先日のしし座流星群の時と同じ、立花自然活用村の奥の駐車場です。 ISO感度は1000前後に設定して、絞りは開放の2.8。 シャッタースピードは15秒がいいですかね。 西の空には月が輝いていますので、東に向けて撮影しましょう。 ですがこの場所。 東に山があるのでこの時刻のふたご座流星群には向いていませんでしたね。 来年は違う場所にした方が良さそうです。 で、例によってひっきりなしにシャッターを押し続けます。 しかしですね、前回も思ったんですが、α900は長時間露光すると書き込み時間が永いんです。 おかげで流星が流れた時にシャッターが開いてないと言うことが何度もありました。 なので今回は流星自体は流れていくものの、捉えたと思える感じがほとんどありませんでした。 と言う感じで22時頃まで撮影を続け、前回と同じく不発かなと思いながら帰ることにしました。 で、今朝撮った写真を1枚1枚じっくり見てみると、何かうっすら写ってる感じのを1枚だけ見つけました。 それが最初の写真。 21時36分です。 これでは分かりにくいのでトリミングして、更にノイズが目立ちにくいように画像処理をして、トーンカーブも調整したのがこちらです。 今回はスバルとの2ショットを狙っていたんですが、それだけは達成できた感じです。 一応この写真も、せいのカメラ店店頭で配布いたしますので、どうぞ皆さんお越しください。 後撮れたのは、 飛行機と、 ついでに撮ったオリオン座ぐらいでした。 で、レンズを換えた効果はといいますと、あんまり変化無い感じですね。 周辺光量の落ち込みはどうやらカメラのせいのようです。 天体写真には今度からEOS 5Dを使うことにしようかな。