明日は明日の風が吹く

今月1日に自転車のダイナモライトをLED化改造をしてちょっと悦に入っていますが、それに気をよくして家庭用の電球も低価格でLED化できるのかの実験です。
やることは自転車の時と同じ。
と言うことで用意したものはこちら。

100円ショップで売っているナツメ球とLEDライト。
それから今まで使っていて切れた電球。

[3回]

ではまずベースとなる電球をバラしましょう。

電球のガラスとソケットの接着部分をどうやったらはがせるかと思って、ソケットの隙間に精密ドライバーを入れてこじっていたら、カキッという音とともにいい感じに割れてくれました。
ではこのソケットを使います。

そして回路の方はこないだの自転車の時と同じです。
ただし今回は100Vですので、自転車の時に外したコンデンサと抵抗はそのまま使います。

まずはナツメ球の半透明のカバーをコキコキッとやって外します。

そしたらソケットのお尻と側面の半田付けを取って、

先程の電球のソケットに付け替えます。
ですがその前に、ナツメ球のLEDを外して、LEDライトから取り出したLEDに付け替えます。
その部分のやり方は自転車の時を参照して下さい。
ただし、自転車の時に付けた抵抗は要りません。

今回はナツメ球のケースも使ってみます。
で、元の電球のソケットに半田付けした状態がこちら。

奥に転がっているのがナツメ球のソケット。

これにカバーをかぶせてビニールテープで固定します。

とりあえずこれで完成。
材料費合計210円です。

では作った電球をセットして点けてみましょう。

右に見える大きいのが市販のLED電球。
左の小さいが今回作った電球です。
※この写真では周りが暗く写っていますが、露出を電球の明るさに寄せたためで、実際にはもっと明るいです。

で、結果はと言うと、ご覧のとおりやっぱ暗いですね。
市販のLED球は普通に明かりとして機能していますが、今回作った電球ではほとんど明かりとして機能しませんね。
やはりここが2,000円と200円の違いでしょうか。

では半透明のカバーを外してみるとどうでしょうか。

もっと暗い?
光が拡散しないからですね。


その証拠に、正面から見るとかなり明るいです。
この角度なら市販のLED球より明るい位です。
この光をうまく拡散できれば、もしかしたらもっと実用的になるかもしれません。

と言うことで今回はここまで。
とりあえずカバーをつけた状態で使っときましょう。