先日、笠岡に行ってうどんを食べたと言う記事の中で、笠岡に行った目的は「カブトガニ博物館」だと言うことを書きました。
とは言え、いつも同じ展示ですので、今回も強いて取り上げる事も無いかと思っていたんですが、珍しく特別展をやっていましたので、ちょっとだけ情報を。
特別展と言うのは「三葉虫とカブトガニの海」と言うものです。
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なぜ三葉虫とカブトガニなのかと言いますと、三葉虫は約5億年前のカンブリア紀に誕生した生物で、2億年余りにわたって繁栄した生物らしいのです。
そしてカブトガニも、その祖先が三葉虫と同じカンブリア紀にすでにいたらしいのです。
同じ時代に生まれた2つの生物が生きていた当時の海はどんなものだったかなどの化石の展示などによって解説してあるのが今回の特別展です。
最初の写真は、爆発的に種類を増やした三葉虫の化石です。
一言で三葉虫と言ってもいろんな種類があるようです。
ここでの展示で始めて知ったのですが、この三葉虫の爆発的進化は、後の生物学者ダーウィンのとなえる「進化論」では説明がつかないのだそうです。
そうでしょうね。
どう考えてもこの種類の多さは、「自然選択説」でもなければ、「用不用説」でもなさそうですもんね。
でももしかすると、太古の地球は激しい進化を必要とするくらい環境がめまぐるしく変わったのかもしれませんね。
とは言え、昨今の急激な温度変化に比べればゆっくりしていたとは思いますが…
こういう想像をふくらませるのは楽しいですが、憶測だけで結論みたいなことを言ってしまうと、
「進化論者、見てきたような嘘をつき」
と言われてしまいそうですね。
こちらは三葉虫の化石。
矢印の部分が目なんだそうです。
左右に1対あります。
こんな大きな複眼があったとは、これも今回初めて知りました。
あとで調べて分かったのですが、三葉虫の分類は綱までさかのぼるんですね。
つまり、種属科目綱門界の綱です。種を数えると、1万を超えるらしいです。
そしてこんな展示もありました。
アノマロカリスが三葉虫を捕まえている模型です。
三葉虫って、美味しかったんですかね。
一応節足動物らしいから、エビとかカニとかのような味だったんでしょうか。
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