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尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店



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7月22日の記事でヒーターホースに穴が開いて交換した話をしましたが、どうもそれ以降冷却系がおかしいのです。
おかしい症状はというと、たまにリザーバータンクから冷却水が吹き出している。
そしてエンジンをかけた時、ノックする。けどすぐ治る。
もしかしてエアー抜きがうまくいっていないのかとも思いましたが、それだとエンジンかけ始めのノックの理由がつきません。
ではサーモがダメになったのかとも思って外してはみたものの、変化なしです。
そりゃ当然ですね。
水温計はピッタリ適温を指したままなのですから。
サーモがおかしくなって水が循環していないのであれば、水温はもっと上がってくるはずです。
ではやっぱり最悪の事態でしょうか。
それは何かというと、オーバーヒートによってヘッドが歪んでガスケットが抜けている。
そうなるとヘッドの面研しかないですかね。
でもその前に、ちょっとこれを試してみましょうか。
DSCF8784.jpg

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ところで、もしガスケットが抜けているとすれば、エンジンの燃焼室の圧力が冷却水の方に抜けてきて、冷却水が吹き出してしまうことは考えられますし、今度はエンジンを止めると、熱くなって圧力の上がった冷却水が同じ隙間からシリンダー内に逆流し、エンジンをかける時のノックを引き起こすことは考えられます。

ですので今回の症状はおそらくガスケットが抜けていることで間違いないでしょう。
ですがその症状は軽微で、オイルラインにまでは冷却水は入っていないようですから、ちょっとした治療でも治すことができるかもしれません。

無理だったとしても可能性があれば試す価値アリです。

で、コレは何かと言いますと、もうお分かりでしょうが添加剤です。
つまり冷却水の漏れ止め用、冷却水に混ぜて使う添加剤です。
普通冷却水の漏れ止めの添加剤というと、ホースのつなぎ目やラジエターの小さな穴をふさぐ程度のものです。
が、しかしこれは普通のものより強力なもので、「エンジンブロック&シリンダーヘッドもシール」とうたっています。
しかも、「どんな競合品よりもシール効果を提供」するんだそうです。
ほんまかいなと思ってしまうようなコピーです。

この添加剤の商品名は「ホルツ ラドウェルド・プラス」。
ホルツのホームページを見ても載っていません。
一般には販売していないものなんでしょうかね。
これは例によってタカウモーターさんから買いました。

タカウモーターさんが言うには、以前プジョーでガスケットが抜けて、冷却水を吹いたりオイルに冷却水が入り込んだりしてた車があったそうですが、この添加剤でとりあえず止めることができたのだそうです。

実例もありますし、うたい文句も大丈夫っぽいので使ってみました。

使い方は簡単です。
まずは冷却水が冷えた状態でリザーバータンクにこの添加剤を入れます。
一般的な乗用車であればボトルの半分でいいようです。
DSCF8785.jpg
なんだか普通の添加剤より濃い感じですね。
焼肉のタレのようにも見えます。

半分入れたら蓋をしてエンジンを掛けます。

DSCF8786.jpg
そしたらそのまま15分から25分、アイドリングを続けます。

やることはそれだけ。
これで止まればOKです。

もし止まらなければ、またこの作業を繰り返すんだそうです。

さて、これで直ってくれればいいですが、結果はまた今度。
ちょっと心配なのは、過給圧がかかってもちゃんとシールしてくれるのかということです。

いけんかったらまたその時考えましょう。

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◎ 同じ症状で悩んでおりました。

はじめまして。
同じ様な症状で悩んでおりました。
ヘッドガスケットが原因ではないかと思っていたのですが、ウォーターラインへのオイル混入形跡が見られないため吹き抜けなのか判断が付かないでおりました。
同じ様な症状の方は居られるものなのかと思い日々検索していましたらこのblogに辿り着きましてコメントさせて頂きました次第でありますm(__)m
このHolts radweld+を使用したのちの症状は改善されましたでしょうか?
是非ともお話をお聞かせ下さいませ。

HakuNa 2013/06/18(Tuesday)10:47:32 Edit
◎ Re:同じ症状で悩んでおりました。

HakuNaさん、コメント有難うございます。
結論から言うと、直りませんでした。
まず半分入れて様子を見てみましたが変化なし。
仕方がないので残りの全量を入れてみましたが、改善しませんでした。
で、結局ヘッドを下ろして面研することになりました。
下記参照。
http://pronto.blog.shinobi.jp/Entry/1019/
http://pronto.blog.shinobi.jp/Entry/975/

結果的にはやはりヘッドが歪んでガスケットが抜けていたんですが、オイルラインとはつながらず、燃焼室とウオーターラインの間がつながっていたようです。
ですのでエンジンがかかると爆発の圧力がウオーターラインに入っていって冷却水が吹いてくるという状況だったというわけです。
そういう状況ですので、冷却水の圧力を使って隙間を埋めるという方法は全く意味がなかったということになりますね。

もっと聞きたいことが有りましたら、また質問してください。

【2013/06/1819:08】
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