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尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店



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尾道には寺がいっぱいあります。
その数は、
いくつなんでしょうか。
そんな尾道の寺でも有名なのが千光寺、浄土寺、西国寺です。
それらの中には国の重要文化財とか、場合によっては国宝などもあるようです。
そういったお寺を改修工事するとなると、やっぱりお寺自身で勝手にやってしまうということもなかなか許されなくなるんでしょうね。
そんな尾道の寺の中で今、浄土寺で改修工事を行ってるんです。
そしてその現場を公開するというので行ってみることにしました。
DSC04232.jpg
公開期間は2月25日と26日だけです。

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拍手[1回]

こういう機会もめったに無いので、うちの子と行ってみました。
せっかく行くのですから、ちゃんとカメラを用意して。

ボクが持て行ったのはもちろん彼の愛機、フォクトレンダー・ビトマチックIIb。
私が持っていったのも、最近の定番、α900 + Flektogon 35mmです。

カメラの構成から見ても記録のための撮影なんて考えてないことはお分かりでしょう。

ま、それはそれとして、現地に行ってみますと、結構な人ですね。
やっぱりこういうのは珍しいですから見てみたいという人も多いのでしょう。

c8ff0455.jpg
そしてこちらが、今改修中の建物。

では早速入って、と思ったんですが、入り口頭上に
「写真撮影はご遠慮ください」
の文字。
なんでじゃ。

一気にヤル気がなくなりました。
撮っちゃぁいけん理由はなんねぇ。

と言うことで工事の状態の写真は無しです。
ま、しょうがないので、他のところを撮ったものをご紹介いたしましょう。

DSC04185.jpg
浄土寺の入り口は、線路の下をくぐって入っていきます。
尾道ではよくある光景。

DSC04188.jpg
山門手前で振り返るとこんな景色です。
向島と、尾道水道と、漁港と、道路と、線路と、電線と、石段。

DSC04190.jpg
山門には提灯が並んでいます。

DSC04193.jpg
ここの水には、このように金網がしてあります。
それはなんでか。

DSC04197.jpg
鳩がいっぱいいるからです。
でもこの日は人が多かったせいか、地面には全くおらず、少なめの群れが時々飛んでいるだけでした。
地面にいっぱいいる時は、この餌を買うためにお金をチャリンと入れますと、すぐに鳩が寄ってきます。

DSC04200.jpg
浄土寺の裏には、鎖登りがあります。
ボクは前から行こう行こうと言ってるんですが、私がなかなか行く気になりませんので未だ実現せずです。

DSC04201.jpg
しかし今日は、せっかく来ましたので最初の岩だけ登ってみるかい?

DSC04203.jpg
見ているとすごいなと思ってしまいますが、実際に登ると意外と簡単です。

DSC04208.jpg
お寺と神社はだいたい併設されていますので、ここにも鳥居があります。

DSC04209.jpg
合格祈願の絵馬もありますね。
そもそも絵馬っていうのは、神様の乗り物とされる馬を奉納することの代わりに行われるようになったものらしいです。
馬も高価だし、神社の方でも馬がいっぱい来てしまうと世話も大変という背景もあったようですね。
しかし神様が馬を欲しいと思っているなら、それに対して馬の絵を納めることで神様は果たして納得してくれるのでしょうかという疑問が湧いてきます。
だからといって馬を奉納するのがいいとも思いませんが…

DSC04210.jpg
お地蔵さんて、意外とカラフルですよね。

DSC04213.jpg
なんか、みんなが世話してくれてる感じがあって、少し微笑ましいような感じもあります。

DSC04211.jpg
それに引換え狛犬は、結構ほったらかしにされてるような気もします。
頭についた地衣類がちょっとかゆそう。

DSC04214.jpg
ここにもおみくじがいっぱい結んであります。
しかし基本的におみくじをその場で結ぶのは、良くないのが出た場合にそれを払いのけたいという時のみと聞いたことがあります。
自分へのメッセージとして持っておくのが基本だという話だったと思うのですが…
気に入らないのがいっぱい出ているのかな?
私は引いたおみくじはいつも持って帰ります。

DSC04218.jpg
ではまた線路の下をくぐって帰りましょうか。

という感じの浄土寺の改修工事でした。
ちょっと皮肉っぽいか。

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◎ 無題

カメラ持っていって、撮影禁止は辛いですね。
フレクトゴンは良く写りますね。フルサイズデジカメとの組み合わせが良いですね。

鎖登りはかなり登るのですね。高い所苦手なので考えただけでもゾクゾクします(笑)

たけ URL 2012/02/27(Monday)18:10:42 Edit
◎ Re:無題

たけさん、コメント有り難うございます。
Flektogonは面白いですね。
このレンズで撮るといい感じに写ってくれるので、ついつい使いたくなります。
が、常に持ち歩くのにはちょっと邪魔です。
でもこの写りの楽しさを知っているがために、常に持ち歩くカメラにもこのレベルの写りの楽しさを求めてしまいます。
だからずっと悩んでる。

鎖登りは楽しいですよ。
写真に写っているのは一の鎖と言って、最初の1本です。
この鎖登りは三の鎖まで有ります。
尾道に来られたらぜひ登ってみて下さい。

【2012/02/2722:28】
◎ 写真撮影ご遠慮下さい

<禁止の理由>
根拠・説得力希薄で納得できない理由は多々ありますが、ここでは長くなるので省略。ざっくり言うと「一種のタブー」です。神社仏閣の場合は、信心を別にして「神仏へ無作法にならないようにとの配慮」と捉えるのが無難でしょう。化粧中の女性の周りを、断り無くパチパチ撮るのは、無作法でマナー違反であるのと似ています。撮影にも作法とマナーが必要な場合があると言う訳です。今回の違和感は、「見ていいわよ」といわれて部屋に入ったら「写真はダメ」?のケース。公開主催者と見学者間のルール不徹底(見学の自由と撮影の自由のきまり)が起因でしょう。
私は、世の中には<謂れの無いタブー>も必要と考えます。<パンフォーカスで陰影の無い写真はつまらない>様に・・・。

勢理客館長 2012/02/28(Tuesday)09:07:46 Edit
◎ Re:写真撮影ご遠慮下さい

勢理客館長さん、コメント有難うございます。
そうですね、まぁ、それぞれにそれぞれの考えがあるのでしょうね。
今回の場合は浄土寺自体が仕切っているわけでなく、パンフレットを見るとどうやら文化庁が仕切っているようです。
ですので館長さんが言われているような内容を文化庁が考えているのかどうか。
そこにお寺の意向を盛り込んでいるのかもしれませんし、お寺の考えとは違った形で進んでいるのかもしれませんね。
そこは想像の域を越えませんが。
いずれにしても、ダメと言っているものを無理にとは思いませんが、ダメと言わなくてもいいのにという気持ちの方が強いかな。

【2012/02/2818:04】
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