明日は明日の風が吹く

新幹線の初期型車両0系が姿を消したのはいつだったでしょうか。
調べてみると、2008年の11月30日だったようです。
このブログを書き始める3ヶ月ほど前ですので、記事は書いていませんね。
でもその時はうちの子と二人で0系新幹線に乗りに行きました。
そして今月、JRのダイヤ改正が行われます。
これによって、0系に続く古い車両の、100系と、300系が引退するのです。
せっかくなので今回も乗りに行きましょうか。

そのために買った切符がこちら。
尾道発尾道行き。

[0回]

100系なり、300系なりといった車両は、もう引退が迫っていることもあり、ほとんど便数もなくなってきています。
その中で尾道を通るもので両方に都合よく乗れる可能性があるのは、朝の下りだけです。
ということで、それに伴う乗り継ぎ計画をたてました。

尾道06:28→福山06:48　山陽本線
福山06:53→新尾道07:06　こだま725号※100系
新尾道07:22→三原07:28　こだま727号※300系
三原07:45→尾道07:56　山陽本線

実はこのあと、子ども会で宮島に行く予定があって、その電車の時刻が尾道発08:17。
その電車にも丁度良く間に合います。

で、その乗り継ぎ計画で切符を買って、受け取ったものが最初の写真。
「尾道発尾道行き」。
面白い切符になりました。
言い換えれば馬鹿げた切符。
うちの子と二人で行って3000円弱の小旅行です。

てな感じで尾道を出発し、福山で新幹線のホームに上がり、待っている間もなく定刻通りやって来ました。

こだま725号広島ゆき、6両編成の100系です。

山陽新幹線の0系と100系のこだまは、グレーのペイントになっていましたが、引退を前に初期の青いペイントに戻されたようですね。
やっぱこの方がカッコイイ。

駅に着くなり、中から撮影目的の人たちがワサワサ出てきました。
しかし自分たちは到着時に撮影しましたのでさっさと中へ。

このこだまはシートが4列のものに変更されていますので、とっても座り心地がいいのです。

そして福山駅をあとにした100系こだまは、10数分で新尾道に到着です。
なるほど、こういう映像を撮る人もいるのね。

新尾道駅に降りると、やっぱりワサワサと降りてきました。

あっという間にこういう状態。
駅員の「黄色い線の内側までお下がり下さい」というアナウンスも全くと言っていいほど効果なし。

ふと見ると、

対岸にも撮影に来ている人が結構いますね。
なるほど、向こうから撮れば撮りやすいでしょうね。


もちろんボクも、自慢のフォクトレンダーで撮影です。

発車のベルが鳴り、ワサワサと出てきた人たちも列車の中へ戻ります。
自分たちはこの後来る300系に乗りますので、ここで100系とはお別れです。

去ってゆく100系の後ろ姿。
これで見納めかも。

あ、今回の撮影に使ったカメラはパナソニックのLUMIX GF3 + 20mmです。
いつもの持ち歩きカメラです。
本当は高倍率ズームを付けた一眼レフが良かったんですが、この後すぐに子ども会の小旅行に行かないと行けませんので、それも考えての選択です。

この後に来る300系は16両編成だそうで、今回もその先頭車両に乗りましょう。

それはもちろん、先頭車両を撮るためです。
しかしその場所はと言うと、新尾道駅のホームの端っこなわけです。


こんなところまで来るのは初めてかもしれませんね。
もうホームはその先までしか有りません。

そして待つこと10数分、

こだま727号博多ゆき、16両編成の300系がやって来ました。
それまでの0系や100系とは全く違うデザインで、なかなかカッコいいと思ったものでした。


そしてホームに停止。
ここでもワサワサと人が降りてくるかと思いきや、ほとんど降りて来ませんね。
300系はあんまり人気がないのかなぁ？
元祖「のぞみ」という意味では歴史的な車両だと思うんですが。

ちなみにうちの子は300系が一番好きみたいです。
なかなか見ることがないし、一番カッコいいんだとか。

では乗り込みましょう。

300系のシートは一般的な5列ですね。
ですので当然100系のシートに比べると座り心地はよく有りません。
しかしすいてますね。


乗ってみると室内も綺麗ですし、引退させるのはもったいない気はします。

新尾道から三原までは、6分で着きます。
たった6分の乗車でしたが、うちの子は満足のようでした。


三原駅で300系を降り、走り去っていくのをお見送りです。

反対側のホームには、

新幹線最速の実力を持ちながら、こだまになった500系が停まっていました。
次は君か？


300系が大好きなボクと、300系の記念写真も撮りましたよ。

そうそう、0系の時にも撮ったんです。

この時はまだ1年でしでしたね。