尾道発 - カメラ屋の独り言 - Presented by せいのカメラ店
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今朝は金環食でしたね。 皆さんご覧になりましたでしょうか。 尾道ではずっと薄曇りで、見えたり見えなかったりという状態でしたが、なんとか撮影することは出来ました。 曇ったことも幸いだった気もします。
[3回]
今朝は子供を学校に送り出して、その後撮影のセッティングです。 かぶった白黒フィルムで作ったフィルターを付けて、 三脚に据えて、 しかし雲が出ていますので光は弱めです。 白黒フィルムは当初2枚重ねにしていたんですが、それでは暗すぎましたので、 一枚はがして、 でも急に晴れた時に対応するためにレンズの側面に貼っておきましょう。 明るさも当初のつもりと違いますので露出も調整しなおしましょう。 と、言いますか、雲のせいで露出はコロコロ変わってしまいます。 と言うことで撮影開始。 6:57。 もうこれだけ欠けています。 そして太陽はどんどん欠けていき、 7:29。 ほぼ最大食になりました。 その状態が最初の写真。 雲がかかっていることが、かえってキレイに見えますね。 おぼろ月夜ならぬ、おぼろ金環食。 光もかなり弱くなりましたのでフィルターを外しての撮影です。 なかなか面白い写真になりました。 最大食になると、やはり世間も少し暗くなって来ました。 雲がかかった隙間から、なんとか太陽が見えてます。 青空もご覧の通り暗めになってますね。 ※写真をクリックして拡大表示してもらうと、欠けた太陽が確認できると思います。 そしてその後太陽はまた太っていき、 8:13にはこのような状態になりました。 太陽の円に月の円が重なった様子がよく確認できますね。 太陽光が弱かったこともあり、強い影ができませんでしたので木漏れ日はほとんど確認できませんでした。 穴を開けた厚紙でとりあえず見れたのがこちら。 地面に映った太陽が若干欠けているのが分かるような感じがします。 といった感じの日食撮影でした。 2009年の皆既日食の時も今回と同じような天気でしたね。 でもその時よりも太陽の感じが面白かったです。 さてさて、では次回の2030年6月1日、北海道で見ることが出来る金環食に備えますか。