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尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店



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昨日の記事では、マイクロフォーサーズ機であるLUMIX GF3に、マウントアダプタを介してMマウントのレンズをつけて撮影した話をしました。
実際にやってみると、これがなかなか良い感じで、さすがにいいレンズで撮るとよく写るなということと、マニュアルフォーカスのレンズは実にピントが合わせやすいということを実感いたしました。
そこで今回は、もう少し掘り下げてみようかと思います。
まずはこちら、
P1020291.jpg
店の前に置いてあるプランターの花を写してみたものです。

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レンズはM-ROKKOR 40mm F2。
マイクロフォーサーズで使うと80mmの画角になります。
絞りは開放のF2だったと思います。
背景のボケも良く、ピントがあった部分が浮き出して見えるようですね。

では次に、LUMIXの20mm F1.7で撮ってみましょう。
P1020313.jpg
焦点距離は半分になるイメージですので、同じような雰囲気になるように寄って撮りました。

この2つの写りを比べてどうでしょうか。
私にはほぼ同じような感じかなと思えます。
無理に比較すれば、M-ROKKORの方が若干しっとりした感じ。
LUMIXの方がほんの少しコントラストが強くてハッキリした感じでしょうか。
そしてどちらかと言うと、M-ROKKOR 40mmの方がキレイかなと思います。

M-ROKKOR 40mmも、LUMIX 20mmも、どちらもライカとの関係が浅くはないレンズと思いますので、写りの傾向が近いのかもしれませんね。
しかし、もう40近くも前のレンズが、実は今使っても充分いいものだというのは紛れもない事実です。
ズームレンズの利便性の代わりに目をつむって、いつの間にか忘れていたものが思い出されたようにも感じます。

そしてまたその逆に、往年の銘レンズに引けをとらないLUMIX 20mmが、今現在誰でも購入できるものとし存在していることにも、すばらしさを感じます。

マウントアダプタは、遊びだけではないですね。

では次に、今度は気になった部分を。
P1020299.jpg
これは、同じくマウントアダプタを介してM-ROKKOR 40mmで撮影したものですが、
ピントを無限遠にして撮影したものです。

これだけでは何の事か分からないかもしれませんので拡大してみましょう。
P1020299-2.jpg
はい、
ピンボケです。

何ということでしょう。

ではモニターで拡大表示して、ちゃんと合わせてみましょうか。
P1020310.jpg

ではこれも拡大してみます。
P1020310-2.jpg
OK。
こうでなくては。

で、このピントの時のレンズのフォーカスリングの位置はといいますと、
DSCF1089.jpg
はい、無限遠からこんなにズレています。
これはどうしてなんでしょうか。

多分それは安いマウントアダプタを買ったせいでしょうね。

加工精度のために無限遠が出ないアダプタを作っては商品価値がなくなりますので、
公差をカバーできるように、無限遠をズラして造られているのでしょう。

でもちょっとそれだと不都合がありますね。

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