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尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店



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今回で3回目ですが、今年も横浜で行われるCP+に行って来ました。
これまで高速バスを使って行っていたんですが、今回は日程の都合から飛行機で行くことにしました。
バスで行くよりはるかに快適ではありますが、値段は倍です。
しかし行ってみると現地は雨。

しかも気温が高い。
ま、それはそれとしてCP+を楽しみましょうか。

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拍手[2回]

CP+の会場は、毎年パシフィコ横浜です。
みなとみらいで便利のいいところですね。
これまで宿泊は、会場に近いところをとっていたんですが、今回は土日で行ったために部屋代が高く、しかたがないので、会場から離れたところに宿泊することにしたのでした。
おかげでかなり不便です。

ではまずは、私の趣味的内容から楽しんでみましょうか。
このイベントでは、各社様々な商品を持ち込んでおられますので、それを色々体験できるんですね。
それはカメラ本体はもちろんなのですが、レンズも体験できるんです。
特に、高価でなかなか手にすることができないようなレンズでも、ここでなら気軽に体験出来ます。
しかも、マウントの合うカメラがあれば、自分のカメラに取り付けて試写してみることもできるわけです。

私は普段から散歩カメラとして、パナソニックのLUMIX GF3を持って歩いています。
今回の横浜行きでもこのカメラ1台で対応のつもりです。
普段は20mmのF1.7をつけていますが、やはり他のレンズはどんなものかは非常に興味が有るところです。
ですので今回はマイクロフォーサーズ用レンズを試してみました。

ではまずはずっと気になっていたVoigtlanderに行ってみましょう。
ここの何が気になるかといえば、言うまでもなくF0.95の2本のレンズ。
そのうち焦点距離の短い方のノクトン17.5mm F0.95をつけてみました。

まずレンズを持った印象は、
重い。
GF3の本体の重量が222gに対して、このノクトン17.5mm F0.95の重量は、540g。
ちょっと重すぎじゃないですか?
しかしカメラにつけてみると、そんなにバランスが悪いと感じることもないようです。
そしてなんといってもマニュアルフォーカスのヘリコイドの適度な重みがいいですね。
ピントをあわせるのが楽しくなります。
が、そこは液晶画面ですので、その楽しさは半減でしょうか。
やっぱり一眼レフのような光学ファインダーか、レンジファインダーでピントを合わせたいところです。

では作例を、

はい、これが絞りを開放のF0.95にした状態です。
被写界深度はとても浅くなっています。
が、シャープさに欠けますか。
特に寄った状態では顕著なのでしょうね。


寄ったとしても、F2程まで絞ればきっちりシャープに写ってくれます。
でもそれなら今使っているLUMIX 20mmの方がいいような気はします。
しかし、LUMIXの20mmより優れているのは寄れることでしょうか。
LUMIX 20mmの方の最短撮影距離が20cmなのに対して、ノクトン17.5mmは15cm。
これは面白いところです。


コントラストも若干おとなしめでしょうか。
遠くの解像度は結構いいようですので、風景写真に向いているかも。

そして次に行ったのがパナソニックのブース。
ここで何が気になるかといいますと、やはりライカレンズ。

ではズミルクス 25mm F1.4を試しましょう。
今使っている20mmに比べてどんな違いがあるんでしょうか。


まずは寄った画。
絞りは開放のF1.4。
まつげも綺麗に描写されてますね。
背景のボケもいい感じです。
20mmと比べて、明らかな違いは見つけられませんが、少し色が豊かなようにも思えます。
階調再現がいいのでしょうか。


もう一つ寄りで。
機械の撮影では、ちょっと物足りなく感じます。

ちなみに下の写真はLUMIX 20mmで撮ったもの。

こっちの方がシャープなんですが、撮り方の影響でしょうか。


こちらは引いた画です。
やはり色はいいですね。豊かな色再現です。
でもやっぱり解像度ではLUMIX 20mmの方がいいように思えます。

Voigtlander ノクトン 17.5mmにしても、Leica ズミルクス 25mmにしても、LUMIX 20mmに比べて優れているとは言い切れない感じがしました。
これなら今の20mmを使い続けるのがいいですね。
焦点距離も35mm換算の40mmというのが使いやすいし、コンパクトで邪魔にならないし。

ところで、もう一本試したレンズがあります。
それは同じLUMIXのレンズなんですが、

はい、8mm フィッシュアイです。

これは対角180度の魚眼レンズ。
面白いですね。
最短撮影距離も10cmですので、寄って遊ぶこともできます。
ほっぺにカメラの影が丸く映っていますね。


こんなふうに引いて撮っても面白い。
遊ぶには良いレンズです。

が、遊ぶにはちとお値段が…

という感じのCP+でのレンズ体験でした。
新しいレンズを試したわけではないのですが、気になるレンズは試してみたいところです。

ですが結果的にはLUMIX 20mmの良さを再認識する結果になったのは、嬉しい半面、残念な気持ち半面です。

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