明日は明日の風が吹く

妻のグランセニックにナビを付ける第2回。
今回はまずは下見です。
これがグランセニックのダッシュまわりです。
ルノー福山さんで買いました。
見てのとおり、2DINナビを付けるところはおろか、オンダッシュモニタを付けるところも厳しい状態です。
とりあえずオーディオまわりを見てみましょう。

[2回]

オーディオは四隅にある穴に太目の針金みたいなものを差し込んで引っ張れば外れます。専用工具も売ってますが、多くの方がやっているように、針金のハンガーを切って代用するのが良いでしょう。
穴に差し込む時や抜くときに針金の先でオーディオの表面にキズを付けないように注意して。

ちなみに、標準のVDOのメインユニットはカプラーを外すなどして電源供給がストップすると、再起動にはパスキーが必要になります。これはオーディオ盗難防止のためらしいです。
が、盗むときに犯人がその機能を知らなければ抑止効果はないような…
しかももっとビックリなのは、誰が書いたか知らないが、うちのメインユニット本体のメーカーラベルに、パスキーがペン書きしてあります。
キャッシュカードに暗証番号書いとくようなもんです。
親切な心遣いに微笑がこぼれます。

オーディオが取れたらシフトのカバーをはずします。
このカバーはフランス車お得意のポコポコはめですので矢印のように一番手前を持ち上げればポコッと外れます。
シフトノブがレバーに固定されていますので、
上図で示したロックリングを上から見て右方向に回してやればロックが外れてシフトノブが引き抜けます。
ちなみにロックリングは黒い樹脂製でナットのような形をしています。
シフトのカバーにはドアロックスイッチとハザードスイッチがありますので、このカプラーも外します。
このカプラーはロックの機構がちょっと変わってますので外すのに細めのドライバーとかがあるとやりやすいと思います。
上のパネルが外れたら、上図の3箇所のトルクスのタッピングを外して足元の方にある樹脂のファスナーを左右とも抜いてやれば、シフト下側のカバーがごっそり取れます。
この時もシガーライターとブザー用のスピーカーかな？が付いていますので、それそのものかカプラーを外しましょう。

次にオーディオのフェイスパネルです。先ほどのシフト下のカバーのタッピング位置と同じくらいのところに、これまたトルクスのタッピングが2本ありますのでその2本を外します。下図1参照
※下図はオーディオフェイスパネル周りを助手席側から見たものです。次に上図2のように、パネル下側に指を引っ掛けて手前に引っ張ります。これもポコポコはめですので、ポコッと外れるまで引っ張ってください。
下側が浮いたら、上側に指を引っ掛けて3のように手前に引けばパネルは外れるはずです。

全部外れたらしばらく眺めて、ご自分の作業に悦に入ってください。

やっぱりオーディオは1DINしか付けれそうにないです。でもシフト下側カバーの内側スペースに余裕がありそうですので補器類はこの辺に収めることができそうです。

次は配線などを見てみましょうか。