明日は明日の風が吹く

コンタフレックスの情報を色々と調べていますと、どうやらPro-Tessar 35mmは、3本存在するらしいのです。
どんなのかというと、一つは、私が持っているもので、F3.2でフィルター径が57mmのもの。
それと、F4で、フィルター径が多分49mmのもの、もう一つがF3.2で、フィルター径が49mmのもの。
F値が下がるのは面白くないけど、同じF値でコンパクトならそっちの方が断然いい。
しかも今持っているのはフィルター径が57mmで、フィルターにもフードにも困る状態ですが、もう一つのF3.2は、一般的な49mm。

ということで見つけました。
手前がフィルター径49mmのもの。後のが今まで持っていたフィルター径57mmのものです。

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以前から57mmに対応するための努力は続けていましたが、それと平行してフィルター径49mmでF3.2の35mmの出物が無いかと思ってずっと探していたんです。
が、これがなかなか出てこない。
フィルター径が57ｍｍの ものと49ｍｍのものではスペックが同じなので、ネットオークションで探そうと思っても写真に写った姿から判断するしかないんです。
それでやっと海外オークションでこれじゃないかなというのを見つけたのですが、それが本当に49mmのものかどうかは、送られてきてからじゃないと分かりません。
で、一か八か写真から判断して買ってみました。


ということで商品が到着したのを見てみてひと安心だったというわけです。

向かい合わせにして比べてみるとこんな感じです。
メガホン形状の開き具合もはっきり違います。
根元部分の真っ直ぐな部分はどちらも同じ径のようです。


彼はこんな純正ケースに入ってやってきました。
コンタックスヤシカのツァイスのディスプレー用ケースや、昔のニコンのものと似たケースですね。
このケースの底には、

マウントがあってレンズを固定できるようになっています。
ニコンもそうでしたっけ?

では、カメラに付けてみましょう。


57mmの方が押し出しが強くて前から見るとカッコいいですが、

上から見るとやっぱり邪魔です。
実際持ってみても明らかに雰囲気が違います。
コンパクトな方が断然いいです。

でもどうして同じスペックで大きさの違うものが作られたのでしょうか。
それに前玉の径が違うのに明るさが同じなんて。

このあたりは実際に写真を撮って比べて検証してみたいと思います。

それともう一つ。
重要なお知らせが有ります。
57mmのレンズですが、レイノックスの57mm-62mmの変換アダプター、IE6257が、何とか使えるという話を3月11日の記事でお伝えしていましたが、その後の調査で、正確にはサイズが合わないことが判明しました。

取り付けられはするものの、フィルター溝が浅いためにちゃんと掛からないものと思っていたんですが、レンズ前面の飾りリングを外してIE6257を付けてみると、ネジに掛からず奥まで入ってしまいました。
つまり、IE6257のネジの呼びより、レンズのフィルターネジの呼びの方が大きいということです。
だからといって58ｍｍのフィルターが入るわけでは有りません。
それよりは小さいです。
CanonのレンズアダプターLA-DC58Kの前部分も同様に装着できないと予想されます。

ということで今のところ、このレンズに使えるフィルターやアダプターは発見できていないということになります。
どなたか情報がありましたらお寄せ下さい。