明日は明日の風が吹く

※この記事の内容は間違いでした。
コンタフレックス用Pro-Tessar 35mm F3.2には、レイノックス IE6257は、使用できません。
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以前から時々話の端々で出てくる事ですが、私が持っていコンタフレックス用のプロテッサー35ｍｍ,F3.2は、フィルター径が57mmという超特殊なものです。

なので、これに合うフィルターもフードもいくら探しても売っていません。
かといってコンタフレックス純正のフィルターとかも、どこかに有るのかも知れませんが見たことがありません。
でもやっぱり先日の撮影でも感じましたが、スカイライトを付けたいところですし、レンズフードも付けておきたいところです。
で、色々探していたらどうやら使えそうなものがあったので試しに買ってみる事にしました。

[1回]

その商品がこちら、

レイノックスの、57mm-62mmの変換アダプター、IE6257です。

このアダプターは、CanonのLA-DC58C又は58K専用のアダプターらしいのですが、それらのアダプターのフィルター径を調べてみると58mmとなっています。
もしかしてどこかに間違いがあるのかなと思ってレイノックスに問い合わせてみました。
そしたら丁寧な返事が返ってきましたので紹介します。

「確かにCanon LA-DC58Kのフロントは58ｍｍですが、この IE6257は適合のレイノックスワイドレンズやフィッシュアイレンズをLA-DC58Kに取り付けるための専用アダプタ－です。
使用方法はLA-DC58Kのフロント部分を取り外した後部のみの先に取り付けて利用します。
IE6257アダプタ－の仕様はメスネジ径が62ｍｍでオスネジ径は57ｍｍになります。」

だそうです。
なるほど、ならフィルター径が57mmのプロテッサー35mmにも使える可能性が高いって事ですね。
と言うことで、注文しました。
その中身がこちら。

一般的なステップアップリングよりもかなりごついですね。
安心感がある反面大袈裟な感じもします。

では早速取り付けてみましょう。
が、しかし、どうも掛かりが浅いようです。

レンズ先端とアダプターの段の部分との間に隙ができています。
大体1.5mm程。
内側を見ると、

矢印の部分がアダプターとの接触部ですが、既に当たっていて、これ以上はねじ込めないようです。
掛かりが浅いので、ちょっとぶつけたり、強く引っ張ったりしたら外れてしまいます。
常用するには微妙です。
と言うか、このレンズのフィルターネジが浅いことが原因ですから、ここにどんなものを付けたって掛かりが浅くなってしっかり締結できないって事ですよ。
じゃあもしかして、元々このレンズにフィルターなりフードなりを付けるつもりで作ってないってことですか？
そうなのか？
うーん。この状態をクリアするためにはレンズの方を加工するしかなさそうですね。

ま、とりあえず今回はこのまま流して後で考えましょう。

とは言え一応付きはしますし、せっかくなのでこれにフードを付けて、どんな感じになるか見てみましょうか。

うちに有ったストックから使えそうな物を引っ張り出してきました。

まずCanonの方ですが、こちらは被せ式で、横からネジで締めるタイプです。
が、しかし、

アダプターの縁がごついためでしょうね、はまりません。

気を取り直してNikonの方を付けてみましょう。

こちらはねじ込み式なのでちゃんと付きました。
ある意味カッコいいのですが、

やっぱりちょっと大袈裟じゃありません？
これが35mmレンズのすることかと言いたくなります。
ファインダーをのぞいてみるとケラレは無いようですので使えはしますね。
でも使う勇気が出せるかどうか。

結論を言えば、ネジの掛かりの浅さも含めて、ちょっと保留かな。

!! 待てよ。
今気が付いた。
CanonのレンズアダプターLA-DC58Kの前部分を外してこのレイノックスのアダプターを付けるということは、LA-DC58Kの前部分には57mmのオスネジがあるって事じゃないですか。
と言うことはLA-DC58Kを使えば、先が58mmのレイノックスより細身のアダプターとして使えるって事になうんじゃないの？
しかも結構深めの様なので、これだけでフードとして使えるかも。
うーん。

ところで今回レイノックスのアダプターリングは、京都にある「青木カメラ｣さんと言うお店から購入しました。
同じカメラ屋なのに注文出すのちょっと恥ずかしいかもと思ってたんですが、案の定。
青木カメラさんはうちの店をご存知でした。
と言うのも、うちの店と取引がある問屋さんに以前勤められていたそうで、うちの店に1回だけ来られた事があるという話でした。
こちらは存じませんですいません。
でもこれも何かのご縁ですので、今後ともお付き合いをお願いしたいと思っているところです。
いろんな所でいろんな人とつながって行くのは面白いですね。