明日は明日の風が吹く

いやー、何年ぶりでしょうか。
フレンチのコースを食べに行きました。
前に食べたのはいつでしょうか。
十数年前に広島の三篠にある「ボアブラン｣に行って以来かもしれません。
それはそれとして、今回行ったのは福山の「ヴェルデュ都」です。
ここは、料理に加えて雰囲気も楽しめる感じのお店です。

初夏と言うこともあるのでしょう。
食器も涼しげなものが使われていました。

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では、頂いた料理をいくつか紹介いたしましょう。

こちらは、「タラバ蟹のグリル」です。
ビネガーソースで頂きました。

写真ですがノイズが多くてすいません。
照明を落とした室内は、リコーR5には大変厳しい環境です。
露出不足を承知で撮影して、フォトショップでおこしました。


これが元の状態です。
露出は超アンダーです。
ここまでアンダーだと、おこすとやっぱりノイズだらけになりますね。
だったらフラッシュ使えばいいじゃんかと思われるでしょうが、個人的にフラッシュの光が好きじゃないもので。

皆さんも、せっかく料理の写真を撮ったのに、こんな風にしか写らなかったと言うこともあるのではないでしょうか。
そんな時は画像処理を試してみて下さい。
以前も書きましたが、フリーソフトなら「GIMP」がお勧めです。


こちらが「鮎のカダイフ巻きキュウリのソース｣です。
写真荒れ荒れですね。
本物はもっとおいしそうに見えます。
と言うかおいしかったです。
ただこの鮎の料理は、ちょっと食べにくかったですね。
一口大に切ると衣がバラバラになってしまうし、バラバラにならない程度に切るとちょっと大き過ぎるし。


これは、魚料理と肉料理の間に出た口直しです。
「グレープフルーツのジュレ｣です。
カルダモンがかけてあって、少しカレー風味で夏らしい味でした。


で、こちらが肉料理。
「京鴨の炭火焼」です。
手前に3種類の薬味がありますので、好みで使います。
私は一番左の少しわさびが入ったのがよかったです。


こちらは、「牛ヒレステーキ炭火焼｣です。
私はこっちは食べてないけど、おいしそうですね。

今回は料理の写真がきれいに撮れませんでしたので、メインだけのご紹介です。
料理全体の感想としては、少しあっさり目の味です。
ソースを楽しむと言うより素材を楽しむ感じでしょうか。
それから、ちょっと創作的な部分が半歩ほど前に出ている感じがします。
そういう意味ではしっかりしたフランス料理という方向ではないです。
ただしここは個人個人で好みの分かれるところでしょう。

最初にも書きましたが、ここ「ヴェルデュ都」は、雰囲気も楽しめる店作りをしています。
ですのでそんな感じの写真も少し。

各テーブルには大きなロウソクが置かれています。


壁には絵画も掛けられており、室内全体は木造の雰囲気でやわらかさを感じます。


でね、店内のあちこちに豚のオブジェがいっぱいあるんです。
豚って言うのがヨーロッパでは幸せの象徴なんだとか。

と言う感じで久しぶりのフルコースを楽しみました。
ここのお店の最も特筆すべきところは、接客スタッフがとっても丁寧で笑顔を絶やさなく、しかも行動に品があることです。
そのサービスの雰囲気からすると、料理の値段は安いと思いました。