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尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店



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先日から何回かお伝えしております「プラクチカ ノバ1IB」(Praktica Nova IB)に付いていたレンズが、どうにか最短撮影距離を短縮できないかと思って、またバラしてみる事にしました。
このレンズは前の記事でも書きましたが、結構特徴のあるレンズのようなのです。しかし最短撮影距離が75cmと、写ルンです並の最短撮影距離で、実用上ちょっと面白くないんですね。
しかし今回バラしてみますと、
DSCF6022.JPG
ヘリコイドグリスが…

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拍手[2回]

なんかひどい事になっていますね。

DSCF6023.JPG

どうやらグリスが劣化して、ドロドロと流れ出しているようですね。
だから絞りも油でベトベトになっていたんですね。

DSCF6026.JPG
もしかすると東側のレンズのヘリコイドグリスって、質が悪かったんですかね。
なんか尋常じゃない溶け出し方ですよね。

前にレストアしたフレクトゴンのヘリコイドグリスは劣化はしてなかった気もするんですが、それでも絞りに油がまわってました。
と言う事は、使われているヘリコイドグリスの劣化が早いというよりも、元々性能が悪いと言う事じゃないでしょうか。
まぁ、レンズを2本見ただけでそう判断するのもどうかとは思いますが、でも個人的にはどうもそういう傾向があるような気がします。

東側のレンズを使われている皆さんの印象はどうでしょうか。
日本製のレンズでは同年代のものでもグリスが溶け出してくることは少ない気がします。

まぁ、原因はどういうことであるにせよ、現状としてグリスが使い物にならない状態になっている事に変わりはありません。
ではではまずはそれぞれのパーツが金属のみで構成されていることを確認して、車用に用意していたブレーキクリーナーで古いグリスを洗い流しましょう。
プラスチック部品とのハイブリッドの場合はエレクトロニッククリーナーを使うといいと思います。

古いグリスを洗い流した後は、
DSCF6033.JPG
新しいヘリコイドグリスを塗ってあげましょう。

そうそう、そもそもこのレンズをバラしたのは最短撮影距離を短くできないかと思っての事でした。
それについてはまた今度。

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