明日は明日の風が吹く

愛犬クーパー君が天国に行ってから、線香をあげる日が続いています。
ひと月も過ぎて家族の心は徐々に落ち着いてきました。
実はクーパー君を飼うことが決まる直前のことですが、動物愛護センターで犬をもらおうということにしていました。
愛護センターで講習を受けることで、犬をもらうことが出来るようになります。
なのでもう10年以上前ですが、愛護センターで講習を受けました。
講習を受ければその場ですぐにでも犬をもらうことが出来るのですが、その時はもらえる犬がいなかったので、また機会を見てもらいに来ることにして帰りました。
そんな時にちょうどクーパー君の話が有ったと言う訳です。
それで10何年かぶりに、動物愛護センターに行って講習を受けることにしました。

[2回]

10何年か前の時はうちの子はまだ生まれていませんでしたが、今回はもう4年生ですので一緒に受けることにしました。

クーパー君が天国に行ってからまだ1ヶ月あまりですので、新たに犬を飼うのは早いかなとも思ったのですが、ペットが死んだ悲しみが子どもの心から薄れてしまわないうちに飼い始める方がいいような気がして、今回講習を受けることにしました。


講習はこちらの動物愛護館です。

講習会が行われるのは、毎週水曜日の10時からと、毎月第3日曜日の10時からと、13時15分からです。
詳しくはこちら。

公衆参加者はそんなに多くはないだろうと思っていたんですが、時間になると部屋一杯になっていました。
講習内容は、大きく分けて二つ、一つは犬を飼う上でのマナー。
そしてもう一つは犬の躾についてです。

私としてはもうわかっていることだと思ってはいましたし、主には子どものためにと思っての講習会への参加でした。
ですが実際に受けてみると、改めて気付くこともいろいろありました。
例え犬を飼う予定がなかったとしても、受けてもいい講習会ではないでしょうか。
ただ前回受けた時は、センターで保護された犬はその後どうなるかなど、もっと厳しい話も有ったと思うし、安楽死を待つ犬が入れられた檻も見せてもらったと思うんですが、今回はありませんでした。
うちの子にはそれを見せたかったんですけどね。

と言うことで一連の講習が終われば、犬をもらうことが出来ます。
ですがこの日も、譲渡できる子犬は1匹も残っていませんでした。
みんなもらわれていったらしいです。
それはそれでよかったですね。

今回譲渡できる犬は

1歳ほどの、この子だけでした。
今回講習を受けた人たちはみんな子犬を希望していたようで、この犬はすぐにはもらってもらえなかったようです。

このセンターで譲渡する犬は、ほとんどが子犬なのですが、この犬のように、成犬でも人にすごく慣れた犬であれば、センターの判断で譲渡可能な犬となるそうです。
実際この犬に近づいてみますと、すごくあまえて来ます。
すごくかわいいのですが、今回はうちも子犬を希望です。
もらい手が付くといいのですが。

ちなみに、1回講習を受けたら、1年間有効です。
その間であればいつでも犬の譲渡を受けられます。

そして、このセンターには他にも動物がいます。

ウサギや、


チャボや、


ヤギなどなど。


一角にはふれあいコーナーもあって、そこには子犬も何匹かいます。
抱き上げてかわいがってあげてもいいのですが、ここの子犬は譲渡してくれません。


そしてこちらが本館。
事務所と、動物舎になっています。
その動物舎というのがセンターで保護している動物が入っているところです。


また子犬が入ったら、行ってみましょう。