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尾道発 - カメラ屋の独り言 -  Presented by せいのカメラ店



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ここ数日の持ち歩きカメラを思案する中で、19日の記事で銀塩コンパクトについて触れましたが、そこで紹介したカメラで一番気になったのがコンタックスT。
DSCF0238.jpg
元々高級コンパクトですので写りは良かったはず。
ただ私がこのカメラを使って撮影したのは、かれこれ25年ほど前の話ですので、その時写りが良かったと感じていたかどうかということもありますが、今はその記憶もありません。
でもせっかくですので詳しく見てみましょうか。

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拍手[1回]

まず最初の写真は蓋を開けた状態。
撮影時のスタイルはこうなりますね。

そしてこのカメラのいいところは、連動距離計が付いていること。
私のように目測でのピント合わせがあまり好きではないような人にはとっても大事な機能です。
このカメラの後継モデルであるT2以降であればオートフォーカスになっていますが、やっぱり自分で合わせる方が安心感があります。

そして露出調整は絞り優先シャッターオートです。
マニュアルの設定はありません。
個人的には絞り値を好みで設定できれば、オートである方が好きです。
DSCF0240.jpg
一応、巻き戻しノブの右前には+1.5補正のスイッチがあって、逆光を補正できるようになっています。
しかしこのカメラは、フィルムのDXコードが出る前の機種ですので、ISO感度も手動で合わせられます。
それを利用した露出補正も可能ですね。

でも、このカメラ、フラッシュサーフェイスといいますか、出っ張りが極力抑えられていますね。
巻き戻しノブもほとんど平らです。

DSCF0248.jpg
巻き上げレバーも、このようにスッキリと面が揃えてあります。

そして、カメラを拭いてて気付いたんですが、
ファインダーの接眼部、
DSCF0247.jpg
ここもツライチ。
なのでとっても拭きやすいです。

正面の蓋を閉めた状態は、
DSCF0242.jpg
こんな感じ。
全体的にスッキリさせてありますね。

ただ傷が付いていますが…

で、蓋の横の、グリップの部分の一番上にボタンがあるんですが、これを押すと蓋がちょっと浮き上がって、開けやすくなるんです。
が、ボタンの樹脂が硬化してしまっていまして、ボタンが押せません。

DSCF0239.jpg
レンズは、当然ながらカールツアイス。
ゾナー38mmのF2.8が付いています。
私の持ち歩きカメラにはピッタリのレンズです。

DSCF0243.jpg
カメラ底面には、三脚ネジ、電池の蓋、巻き戻しボタンの他に、裏蓋のロックがあります。
このロックを解除すれば、
DSCF0244.jpg
このように蓋が外れます。

よく見ますと、
DSCF0245.jpg
レンズの周りには起毛布が貼られています。
このあたりからも高級感を感じますね。

という感じのコンタックスTです。

これで最短撮影距離が30cmくらいになってくれれば言うことないんですが、レンジファインダーの連動距離計でそれは無理か。

でも面白そうなのでちょっと使ってみますかね。

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