明日は明日の風が吹く

2月27日の記事でスーパータクマー55mmの写りのよさに感心しましたが、そんなに写りがいいのなら、ちょっとデジタルでも使ってみますかと思いまして、EOS5Dにつけてその辺を写してみました。

フィルムカメラではちょっと難しいですが、デジイチでなら日中でも開放で使うことが出来ます。
シャッタースピードが1/8000までありますから。

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しかし、被写界深度が狭いですね。
ピント合ってますか?

ピクセル等倍にしてみますと、おしべに合わせたつもりでしたがほんのちょっと後ピンでした。
花弁についた花粉に合っていますね。
やっぱりオートフォーカス用のスクリーンではピントを合わせにくいですね。

でもさすがに写りはいいです。
花弁の赤が飽和気味ですが、コントラストのしっかりしたいい写りです。


この距離でも被写界深度の浅さは分かりますね。
真ん中の窓にしかピントが合っていません。
この場合もやはりピントの山はファインダーでは確認しにくいです。
質感再現はいいですね。


今回の機材はこんな感じです。
ボディーに対してレンズが小さいです。
フードをつけてもちょっとバランス悪いですね。


こちらは「てっぱん」に出てくる｢篠宮造船｣です。
でもちょっと待って下さいよ。
何かピンが甘くありませんか?
以前に同じような話があった気がしますが。


そうですね。
無限遠にしているはずなんですが、吹流しにばっちりピンがきています。

ではちょっと確認してみましょう。

こちらはピントを無限遠に合わせて撮影しました。


そしてこちらが無限遠からほんの少し戻した状態です。
このサイズでは差は見えてきませんね。
ファインダーでもピントの違いを確認することは出来ません。

ではピクセル等倍にしてみます。

こちらが前者。


そしてこちらが後者。
やっぱり距離表示の無限大は無限遠を通り過ぎていました。
まぁ通り過ぎるんだから足りないよりいいですけどね。

改めてペンタコンFMにつけてピント確認してみたんですが、スプリットイメージで見ると、ほんの少しずれているのが分かりました。
やはりこの程度のズレではオートフォーカス一眼でピントを合わせるのは難しいですね。
ピントの山をつかみやすいスクリーンに交換すればいいのでしょうが、それはそれで使いにくくなるしね。


このコマも一所懸命合わせたつもりだったんですが、「VOLVO」の最後の{「O」にあってます。

ちなみにこちらは

12月21日の記事に載せた、ほぼ同じアングルの写真です。
こちらはレンズは同じスーパータクマー55mmですが、フィルムで撮っています。
絞りは開放だったかどうかよく覚えていませんが、こちらの方が被写界深度が深いので、多分いくらか絞ってあるんだと思います。
今度ちゃんと撮り比べてみましょう。

古いレンズをデジイチで使うのも面白いんですが、難しいですね。